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          特集記事 長期休暇(2004/06)
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インターン活動中に何度か経験する長期休暇。日本では学生以外は10日以上の休暇を取ることは少ないのでは?もうすぐ夏本番の北半球。夏休みを生かすも殺すもあなた次第。今月は長期休暇の過ごし方について特集します。

★旅行エンジョイ型☆

せっかく来たので研修国内、地域を旅行。旅行といっても飛行機で移動して、豪華なホテルに泊まっていたらお金はなくなります。なので、YHA(ユースホステル)やYMCA/YWCA、B&Bなどを利用して旅費を倹約、ドミトリーの場合、同じ部屋になった人と情報交換でき、新たな輪も広がります。移動も電車や、バスの一ヶ月フリーパスを購入したり、マンスリーでレンタカーを借りて、周りたいところを周るという形がポピュラーです。旅行といっても、どこにいっていいのかさっぱりと言う方、テーマを決めると簡単です。例えば「国立公園巡り」「史跡巡り」「美術館・博物館巡り」「ボールパーク巡り」、ガーデニングインターンが「庭園巡り」などなど。旅行のための情報収集は、ガイドブックで探す、インターネットで探す、周りの人に聞く、空港、駅にあるインフォメーションセンターや観光局で入手、現地のフリーペーパーなどがあるとGOOD。

★体験型☆

・趣味、スポーツに打ち込む

日本では値段が高いゴルフやマリンスポーツ。海外だったら格安の値段で可能です。料理が好きだったら現地の調理学校で学んだり、ガーデニングやダンスに興味があればスクールでレッスンを受けることが可能です。イギリスのあるインターンは、乗馬を習い始め、週1回、1時間半で£10だそうです。長期休暇中、「北ウェールズ乗馬トレッキングツアー」を決行して、素晴らしい体験をしたとレポートしてくれたインターンもいます。その国の土地柄、伝統、文化、習慣を大いに利用して、自分が興味を持っている分野、趣味の幅を広げることは、自分の持っている引き出しを増やすいい機会ではないでしょうか。

・資格を取る

スポーツインストラクターや自動車免許など、何か資格を取得するのはどうでしょうか?海外にはスポーツインストラクターの資格が取得できるスクールが盛んで人気がありますし、日本より比較的、安く早くとれます。例えばダイビングスクールの場合、日本人インストラクターがいるスクールもありますし、彼らに指導してもらえれば、安心で心強いですよね。自動車免許もアメリカ、オーストラリアでは日本の約1/10ほどで費用は済み、帰国後は日本の免許証に書き換えできます。 取得方法は地域によって異なるので現地の方に聞いてみましょう。

・語学スクールに通う

海外では地域の教育委員会などが開く、公的な社会人対象のアダルトスクールも盛んです。例えば、ESL(English as a Second Language) クラスは基本的にフリーで、受講者も様々な民族や年齢層で構成されています。情報は現地の教育委員会に問い合わせをしてみましょう。また、図書館などでも情報を得ることができます。地域によっては人気が高く、半年、1年待ちということであれば、カレッジや私立の語学学校のクラスなども探してみるといいでしょう。

・ボランティア活動をする

海外はボランティア先進国でボランティア団体は多種多様に存在します。自分たちの活動を一般の人達に知ってもらおうと同好の志に広く門戸を開いて様々な体験の場、交流の場を提供しています。募集要項については、国内、海外で出ているボランティアガイドや専門雑誌に目を通して団体、同好会、イベント事務局などを拾い出しましょう。または、インターネット、観光局、市役所などで情報を得ることができます。

★癒し型☆

体調を取り戻すために休む。英語疲れに日本人と旅行。ホームシックを癒すために一時帰国(日本へ一時帰国をする場合、必ずIIPにお知らせ下さい)。

★交流深める型☆

ホストファミリー、現地の人と過ごす。または前のホストファミリーを訪ねる。

※長期休暇中の滞在先確保はインターンの責任となっています。ホストファミリーによっては、インターンと一緒の休暇の計画を立てていたり、普段いない大学生の子供が帰ってくるので部屋を空けて欲しいとの要望があったりと様々です。研修先、滞在先には早めに計画を伝え、長期不在時の滞在費などについても必ず確認をしましょう。なお、ホストファミリー宅を長期に離れる場合、居所や緊急連絡先、休暇中のスケジュールを滞在先、研修先、日本のご家族はもちろん、IIPにも伝えていただければと思います。特にホストファミリーには書面などでスケジュールを伝えましょう。

◆お役立ちサイト

・日本と世界の美術館、博物館の情報サイト
< http://www.japan-museum.net/ >

・世界の6万軒以上のホテルを予約できるサイト
< http://www1.appleworld.com/toppage.html >

・旅先でネットカフェを探したいときは、
< http://www.cybercafe.com/ >

・世界のユースホステルについては、
< http://www.hihostels.com/openHome.sma >

・アメリカを旅するなら、
< http://www.travelocity.com/ >

長期休暇の情報収集は、ほとんどは現地の言葉でしなければなりません。しかし、語学力の向上になりますし、異国の旅は人を強くします。何事もチャレンジ精神が大切。でも、くれぐれも安全第一です!!治安の悪いところには近づかない、貴重品の管理などには十分、留意しましょう。では、皆さんが楽しく充実した休暇を過ごせることを願っています。