★家族のあり方、付き合い方で感じた事は?
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牧場や農作物を仕事としている家庭の子供であれば、放課後は家の手伝いをします。また、家が町の近所の子供はグロッサリーショップや洋服屋、薬局などであるバイトをすることができます。これは、14歳以上の生徒で、学校や家の許可があればできます。自立性を養うためにバイトをする生徒もいます。
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★この研修を通じての感想
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この研修で感じたことは、学校でいつも笑顔でいられたこと。私はオーストラリアに行くまで日本の公立中学校で臨任をしていましたが、毎日、時間に追われていたような気がします。ここでは、授業は生徒主体(単元次数の3分の2は調べ学習)です。生徒と一緒になって考えたり、逆に自習性にまかせて進行させてみたり。教師と子供が学校の中で常に笑顔でいられる日のほうが多いのかもしれません。
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★現在の仕事でどのように役立っていますか。
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オーストラリアでの経験は、これから日本で教員をやる上で良い経験だったと思います。海外へ行かずに毎日、時間に追われて学校教育という仕事をするよりも自分の経験を生かして幅広い見識から生徒との関係をもてるような気がします。そして、一番は、これからの国際社会の先頭に立つ子供たちに、国一つ一つという考えから世界はひとつであること。そして、子供達がその世界で必ずできる事があるということを自分の
経験から教えることができるのではないでしょうか。
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