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インターンシップ体験談
( 体験談リスト )

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Intern Report
2007/01

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現在研修中の方々の「体験談」をご紹介するコーナーです。

★ 自分の育った環境を見つめ直す
USA/スクールインターン/吉田 有希 さん ( 06/10〜07/07 )

海外の学校で生活をしていると教育現場の違いだけではなく子供を通して親子
関係のちがいなども見えてきて面白いと思いました。

私・公立や各家庭によって異なるでしょうが、日本とアメリカでの愛情表現の
仕方の違いや、子供と親の接し方の違いは確にみられ、そのような違いから日
本における教育や親子関係の様子が日本にいる時には見えなかったかたちで感
じられるようになりました。

インターンをとおして海外で出会った「違う」ものから、自国の文化に立ち返
り、改めて自分の育った環境を見つめ直す良い機会であるように思います。


★ 動画を使っての文化紹介
USA/スクールインターン/Ms. M.A. さん ( 06/04〜07/04 )

授業で日本の文化紹介をする際に、よくwebサイトに掲載されている動画(テレ
ビCM等)を使います。動画を使っての文化紹介は先生や生徒に非常に好評です
ので、いくつか紹介します。

まず、テレビCMは非常に好評です。CMの入手方法ですが、大手企業であれ
ばホームページ内にCM閲覧コーナーがあります。ただ、企業はCMページを随
時更新したり、移動したりしますのでこまめにサイトチェックをする必要があ
ります。またJapan foundationからCMを集めたビデオを借りるのもひとつの
手です。渡航前の人であれば、CMを録画して持参するのも良いかと思います。

私の生徒から一番、感嘆の声があがったのは携帯CMでした。現在、携帯は
Credit cardのようにコンビニ、自動販売機等で物を購入できます。さらに携
帯でできるゲームの種類も豊富です。アメリカにも携帯はありますが、機能は
豊富ではありません。それ故、生徒の一人が「アメリカは(日本の)過去を過
ごしている」と言うほどでした。

アメリカ人は、日本はハイテク社会であると考えており、テレビ、新幹線等の
CMは魅力的に写るようです。私はアメリカで知られている「セブンイレブ
ン」や「マクドナルド」、「任天堂DS」等のCMも見せました。「マクドナ
ルドのおもちゃはアメリカのより性能が良い」や「セブンイレブンの食べ物が
アメリカよりおいしそう」等いろんな意見が出て非常におもしろいものでした。

他にも、テレビCMとは少し異なりますが、日本の四季、クールビズやふろし
きをアピールしたCMが「政府インターネットテレビ」にあります。英語を使
用しており、英語圏内であれば、授業や生徒の親にも見せることができます。
また、安倍首相が朝ごはんについて語るなど、より教育的な内容のものもあり
ます。

ゲーム感覚で日本家屋の動画や学校生活が紹介されているは「web kids 
Japan」や「日本語を学ぼう」です。現在、多くのサイトが動画提供をしてい
ます。良いサイトをしっていれば、簡単に、質の高い文化紹介の授業をするこ
とができます。


★ 人生の過ごし方を謳歌
Finland/EU/スクールインターン/大久保 恵美子 さん ( 06/09〜07/08 )

フィンランドでは、pikku jouluといって、クリスマス前に職場の仲間や友達
同士と小さなクリスマスパーティーをする習慣があるのですが、私の学校でも、
先生方とクリスマスパーティーが開かれました。

毎年、男性と女性が交互にパーティーを主催するのですが、今年は男の先生方
が、パーティーのプログラムをすべて計画して下さいました。パーティー前に
教えてもらっていたことは、持ち物(毛糸の靴下、サングラス、Tシャツ)と、
集合時間と集合場所(バス停)のみ。専用バスに乗り込むと、行き先が分から
ないようにと目隠しが配られ、森の中へバスはどんどん進んでいきました。

なにもない森の中で、バスは停車。長靴が配られ、「さあ!歩くよ!」と、い
われるがままに、森の中を歩くこと10分。到着した場所は、戦争の頃に使わ
れた地下室でした。アルミのコップでお茶をのみ、クラッカーとピクルスと、
みかんが配られ、男性陣がクリスマスの劇を披露してくれました。

その後も、先生方が手作りで考えたクイズやミニコントのようなものなど手作
り感いっぱいの素敵なクリスマスパーティーでした。

フィンランド人はもの静かで、笑わないなんていわれたりもしますが、グロー
バル化の中で、彼らも徐々に変化をしているようで、私がこれまで出会った
人々の中には、大変明るく、おしゃべりな方も多くいらっしゃいました。

フィンランド人は昔からの時間の過ごしかた、人生の過ごし方を謳歌している
ような気がします。手作りのパーティー。自然と関わる時間の長さ。そして、
何より大切にしている家族と一緒にすごす時間。

経済的に発達して、生活水準も高く、教育の質も注目されているフィンランド
の人々ですが、彼らはそんなことなどお構いなく、自分たちのペースで、自分
たちの生活をただ愉しんでいるように感じます。


★ I want to follow their example.
Australia/ワーク&カルチャーインターン/西元 博子 さん ( 06/07〜07/01 )

Four months have passed since I started internship.My boss and boss's
wife often invite me to dinner.They invited me and other Japanese
student to dinner again.

We saw a big christmas tree as high as 2 meters when we arrived at
their house. They offered us drinks and some finger food.And then we
moved to the patio with wonderful christmas decorations.

We had soup, bread rolls,BBQ steak for dinner.Then we had the dessert
and a cop of coffee.Everything was fabulous.

After dinner,he drove us back to our house in his car.We had a
wonderful time.I feel,the Australians like entertaining people very
much.I feel I want to follow their example.


★ 得られるものがたくさん
Canada/スクール/由川 真奈美 さん ( 06/04〜07/04 )

12月に入り、初めての雪景色、マイナスの冬を体験しています。このような
景色を見るのも初めてなら、この環境ならではでのアクティビティも始めてで
とても楽しんでいます。

活動のほうはクリスマスコンサートが近づき、私が教えているGrade3,4のクラ
スが日本語の歌を2曲歌うことになり、毎日その練習をしています。みんな一
生懸命練習していてどんな風になるか楽しみです。

あと1ヶ月前からテコンドーを始めました。今まで全く縁がなかったものです
が、やってみると良い運動にもなるしはまってけっこう楽しんでいます。

それと同時に8ヶ月が過ぎ、残り少なくなってきたことに寂しさも感じ始めて
います。ここでは勉強になるものがたくさんある。得られるものがたくさんあ
りすぎるくらいある。もっといろいろ勉強したいと思うようになってきていま
す。

子供達にももっといろんなこと伝えたいって思います。でも今は最後まで飽き
ないで楽しめる授業を心がけて1日1日大切に過ごしていこうと思います。そ
してあらゆる人への感謝も常に心がけて過ごしていこうと思っています。本当
にこの活動はいろんな人の助けがあるからこそ成り立っていることをとても感
じています。


★ 言語は文化の一部
Canada/スクール/竹鼻 崇浩 さん ( 06/04〜07/04 )

hello intern を読ませていただき、イタリアで活動中の方が、イタリア語は
学ぶのに難しい言語 と言うコメントを読ませていただきました。現在、自分
がいるのはカナダで、カナダの中でも英語を話す地域に滞在しています。

学校の先生方は自分が英語を勉強中だということを知っているので、昼食を取
っているときなどに会話を聞いていて、自分がしらない単語の意味を聞くと親
切に説明してくれます。そういうときに「英語は勉強して身に着けるには難し
い言語だよね」と一人だけじゃなく、何人もの人がそういいます。

小さい頃から話していて、勉強してきたけどいまだに勉強していると話してく
れました。自分が思うに、言語は文化の一部で、だれもが自分の第一言語が好
きだし、それに誇りを持っているのだと思いました。勉強すればするほど、ど
の言語でもを知れば知るほど、その奥の深さと難しさを感じるのではないかと
思います。


★ 少しでも私のテイストを入れてみようと試みた。 
USA/海外教育交換プログラム/Mr. M.O. さん ( 06/09〜07/09 )

今月は東京についてのプレゼンと日本語の母音について。

東京については3年生の社会の授業で東京について説明して欲しいということ
で、パワーポイントで見せるものを作り、読み物を1冊つくって提供。まあま
あだったがまだ改良が必要

母音については、根本的に日本語の母音と英語の母音は違うと言うことを示し、
日本語の母音を練習。そうすると五十音を教えなくても日本語らしい発音がで
きるようになる。

今月最後にたまたま代講を頼まれて小1のHRの代理を担当。初めてこちらの
スタイルの算数を体験した。マニュアルがしっかりしすぎているということは
わかっていたので、少しでも私のテイストを入れてみようと試みた。

結果は大失敗。いろいろと計算に入れていたこともあったが、裏目に出てしま
った。ここで感じたのは、日本人には日本人にあったやり方、アメリカ人には
彼らにあったやり方があるということ。そして、それはその国の人が教えるべ
きであるということ。

ここに来て、日本の昔のがんがん勉強させるスタイルはそれですばらしいと感
じるようになった。子供たちには「日本には塾というものがあって夜も勉強し
ているんだよ」「私はそのスクールの先生だったんだ」ということを堂々と話
している。

単なる個々の文化の紹介にとどめたくない、特に上級生にはそうしたいと思っ
ている。特にこの学校は何人も日本人が来ているので、何度も折り紙をやる必
要はなく、それよりも日本ではどんなことをやっていてどういう生活をしてい
るのかをいろいろと紹介していきたいと考えている。


★ 今まで知らなかった自分を発見
Sweden/EU/スクールインターン/荒川 舞 さん ( 06/10〜06/12 )

スウェーデンの生活にも慣れ始め、あと10日ほどで研修を終えようとしてい
ます。

ホストファミリーをはじめ、本当に多くの方にお世話になっています。今まで
25年生きてきて、こんなにお世話になった人はいないと思うくらいです。特
に病気をすると言葉のストレスをとても感じてしまうので、健康な身体があっ
てこそがんばれるのだなと身にしみました。

子供たちに伝えたかったこと、一緒にやりたかったこと(浴衣を着せることや
折り紙、習字)は一通り終え、今はクリスマス前で学校も街もクリスマス一色
になりその雰囲気を楽しんでいます。

外国の暮らしを体験することは思っていたよりも困難で、今まで知らなかった
自分を発見できたと思います。そして何より、周りの支えてくれる人たちに感
謝の気持ちでいっぱいです。残りわずかとなりましたが、この気持ちを少しで
も伝えられるよう一日一日を大切に過ごしたいと思います。


★ ここにきて、一番の試練
Australia/スクールインターン/上野 明 さん ( 06/04〜07/04 )

現在オーストラリアの小学校は、日本でいう学年度末の時期にあたり大変忙し
く毎日過ごしています。子どもたちもいろいろな行事等に追われ、正直コント
ロールするのが難しくなっています(笑)。

私の授業において、2,3,4年生の子どもたちは、日本の小学校の子どもたちに
クリスマスカードを作成しているところです。自己紹介シートやビデオメッ
セージ等の作成もおりまぜながら、楽しく活動しています。実際に日本にいる
子どもたちと交流することで、日本語や日本文化、日本自体に興味を持ってく
れればと思っています。

また私の授業をとっている6年生は、プレゼンテーション(文化祭に近い感じ
です)に向けてソーラン節に取り組んでいます。これが、正直悪戦苦闘してい
ます。実際子どもたちにとって、聞きなれないリズムで動作も速く、子どもの
学習意欲が低下しているのが現状です。

それに加え、私の英語力の低さからうまく指導もできず、また私の立場が子ど
もたちにとって教師というより、友達に近いせいか、クラスを一丸にすること
ができていません。

プレゼンテーションまで1週間とせまり、さすがに披露できるレベルではない
と感じ、自分の力で何とかすべきだとは思いましたが、結局ほかの先生方に相
談しました。その結果、他の先生がクラスに同席してくださることになり、ま
た本番前日に校長先生に審査してもらい、もし合格すれば本番披露できるとい
う課題をいただきました。そのことを子どもたちに伝え、とりあえず今回は満
足のいく指導をすることができました。

しかしまだまだ披露できる段階ではないので、審査日までの残り少ない日数、
かなり真剣に取り組んでいかなければいけません。ここにきて、一番の試練を
体験しています。


★ 色々アドバイスをあげて喜ばれています。
USA/ワーク&カルチャーインターン/Ms. M.S. さん ( 06/09〜07/09 )

こちらへ来て、2ヶ月が過ぎました。 シアトルの日米協会で学校訪問のコー
ディネータをやっています。私は社会経験がありますので、こちらでの生活、
仕事は何の問題もありませんが、その経験で、こちらの社員の方の相談相手に
なってあげたり、色々アドバイスをあげて喜ばれています。

こちらの組織上、シアトルのビジネス関係の方々と多くお会いする機会があり、
またその方がとても気を使ってくださいますので、本当に楽しくやっています。

また、こちらのボードメンバーの方々も私のような年配の人がインターンでや
ってきたことにとても興味を持ってくれ、自宅へご招待、パーティへの参加、
ボードミーティングへ参加等、通常のインターンでは経験できないこともさせ
ていただいております。


★ 「指人形」に変身
Canada/海外教育交換プログラム/Ms. K.I. さん ( 06/04〜07/01 )

Grade6〜9の生徒には持参した歌舞伎のDVD(英語での鑑賞が可)を見せました。着物の授業をした後でしたので、役者の着ているそれぞれの着物への興味も随分と持ってくれたようです。解説は簡単にして、約30分ほど「鏡獅子」を間を飛ばしながら見てもらいました。

日本語の授業ではひらがら、カタカナの紹介と、漢字は「象形文字」を中心に簡単なものをやりました。絵からどの漢字かを連想して当ててもらうクイズ形式にしたところ、楽しんでくれました。写して書くことも興味深いようです。

Grade1〜5では桃太郎の話を読んで聞かせ、その後にQ&Aをしました。簡単な質問でしたが、みんなよく内容を覚えてくれていました。同じ時間内に、印刷した桃太郎の絵入りの話(短縮版)を小さな本にして色を塗り、家でも読めるよう作りました。

全学年で取り組んだのは「Bookmark」です。でも上級生は全過程を自分達で、小さい子たちには着物の分を作っておいて、顔や髪をつけるだけにするなどの配慮をしました。全学年時間内に完成。面白かったのはBookmarkが小さい学年の子たちには「指人形」に変身してしまったことです。



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