◆来月には帰国しちゃうんだねぇ…寂しくなるわ
USA/ワーク&カルチャー(カレッジ)/Ms. Y.I. ( 07/08〜08/05 )
ミズーリでの生活もあと残すところ1ヶ月。
ホストファミリーや先生方、学生にも「来月には帰国しちゃうんだねぇ…寂しくな
るわ」と言われることが多くなり、帰国に向け、ひしひしと実感が湧いてきていま
す。
今セメスター最後の授業で学生に「この1年間頑張った」と自信をつけてもらいた
いという思いから、2〜4年生合同のスピーチコンテストを企画しました。
それぞれのレベルに合わせて、いろんな形式(朗読・自作のスピーチ)で発表して
もらうのですが、今回は先生方だけでなく、日本人留学生にも審査員として参加し
てもらうことになったので、学生のモチベーションは上がってきているようです。
◆自転車も車同様車線変更
USA/スクールインターン/Ms. M.T. ( 07/09〜08/06 )
この冬は例年にない雪の多さだったそうで、4月の初旬でも雪が降ることが多かった。
ここワシントン州スポケーンも、ようやく春の訪れを感じさせる陽気になってきま
した。主な交通手段が車しかないため、昨年秋に思い切って購入した自転車にもよ
うやく乗れる時期になりました。
州によって違う様ですが、この街では自転車は車と同じ扱いだそうで、例え片道3車
線の交通量の非常に多い道路でも、自転車は車道を走らなければなりません。もち
ろん車道の端を走れば良いのでしょうが、交差点で直進車線と右折・左折車線があ
るようなときは、自転車も車同様車線変更して他の車の間に入っていかなければな
らず、非常に恐いです。
自転車を交通手段として使う人が少ないのでしょうが、この交通ルール、とても危
険だと思うのですが・・・。ドライバーも自転車に慣れていないので、さらに危険
・・・。
私は恐いので、交差点では自転車を降りて歩行者の信号に従うようにしています。
所変わればルールも変わる、恐いですが面白い経験です。
◆ここでの経験は無駄ではなかった、と胸を張って言えます。
United Kingdom/ワーク&カルチャー(LAP)/Ms. A.T. ( 07/04〜08/04/11 )
長いと思っていた1年も、気がつけばあっという間に過ぎ去りました。
イギリスに来てから、こっちの生活に慣れるまでは、時間もゆっくり過ぎていった
のですが、なんとなく生活ができるようになると、みるみる時間は早く過ぎていき
ました。
研修前は、障害のある子ども達(障害と言う言葉は、今は使いませんが・・・)の
相手をするのに、少なからぬ抵抗を感じていましたが、研修を終わるときには、も
うここには来ないんだと思うだけで涙が出ました。
不思議なものです・・・。
この学校で働いたの、たったの8ヶ月。夏休みやハーフターム休暇を除いたら、子
ども達やスタッフと関わっていた時間はとっても少ないし、日本で4年も働いてい
た職場を退職したときよりも、ここを離れるのがなぜこんなに悲しいのか、正直私
にも分かりません。
スタッフはみんな優しかったし、子ども達も可愛かった、そのひとつひとつが心に
残ったせいなのか・・・。
涙の理由は自分でもよく分かりませんが、少なくともこの経験を通して私が学んだ
ことは、「障害者だからといって特別ではない」ということ。そんな当たり前なこ
と・・・と思われるかもしれないけれど、私にとってはこれを素直に思えるように
なったのは大きなことです。
研修前の私は「障害者だからといって特別扱いする必要はない」と考えるのと同時
に、「障害者だからこそ特別な扱いをしなければならない」という思いがどうして
も拭えず、そうゆう子を前にすると、どう対応すればよいのか、戸惑うことが多か
ったからです。
でも今は、その子は Special Needsをもっているけれど、その子がSpecialなわけで
はない(というか、ちょっとくさいけど、人はみんなある意味Special!)だと分か
る。
それをしっくりと理解できただけでも、ここでの経験は無駄ではなかった、と胸を
張って言えます。
◆”物より思い出・・・priceless"
United Kingdom/スクールインターン(LAP)/中野 佳苗 さん ( 07/07〜08/07 )
大成功!?
3月の終わりに行われたSpring Concertでは合唱の伴奏と、ミュージックベルの演
奏で参加しました。
子供たちの合唱は見ているだけもとっても可愛いです。さらに歌う曲の可愛さもポ
イントです。
日本歌曲のメロディーも大変美しいですが、その美しさとは対照的な、リズミカル
でPOPなメロディーで思わずスウィングをしてしまうくらいです。子供たちの多くが
音楽好きなのは、学校で習うクラシカルな曲が楽しい旋律だからなのかな、と思い
ました。
もちろん日本の曲も素晴らしいですが、幼少の子供たちが歌うには童謡、唱歌など
は特に歌詞が難しかったり、静か過ぎるのかもしれません。
”リズムから身体に入ってくる”そんな曲がまずは”音楽好き”を育てているよう
な気がします。
ミュージックベルの演奏では、舞台に立ったとたん、私のほうが生徒たちより緊張
してしまいました。曲目はベートーベンの”喜びの歌”です。最初の音を鳴らす前
の子供たちの真剣な顔!そして演奏後の誇らしい(笑)笑顔、忘れることは出来ま
せん!!
演奏自体は完璧とまでは言えませんが、みんなでひとつの曲を演奏し沢山の人の前
で披露できたこと、そして何よりそれを楽しむことが出来たこと、本当に嬉しく思
いました。
演奏会終了後、何人かの生徒が、”私もBell groupに入りたい!”と言ってきてく
れました。ミュージックベルはハンドベルを誰にでも気軽に簡単に演奏できるよう
日本人が改良した楽器です。そのため、イギリスの子供たちには珍しく楽器自体の
可愛さも興味につながったようです。
もうひとつ嬉しかったことがありました!そのコンサートのプログラムに”Bell
grop.Directed by Kanae Nakano"と私の名前が書かれていたことです!尊敬すべき、
音楽の先生とも出会えたことも私にとって大きな大きな財産です。
最後に・・・イースターホリデイを丸まる使い、憧れのスペイン、ポルトガル、モ
ロッコの旅に出かけました!!ツアーに参加したのですが、私と同行した友人だけ
が日本人だったため、英語を話す良い機会ともなりました。
出会いと感動と衝撃と忍耐と苦笑いとそして別れ。すべてが最高の思い出です!い
つかのTVコマーシャルを思い出しました。
”物より思い出・・・priceless" この言葉がぴったりです!!
◆自分がいた証しを残せる最後のチャンス
USA/スクールインターン/松本 絵里子 さん ( 07/09〜08/06 )
3月はひな祭りについて取り上げるとともに、先月に引き続き、さらに詳しい自己
紹介ができるように、練習しました。
毎回必ず授業の最初に、前の週に練習したことを覚えているかどうか質問するよう
にしているので、子どもたちの「覚えよう!」という意欲を感じます。来年やって
くるであろう次のインターンの先生に、子どもたちが日本語で自己紹介してくれた
らうれしいな、と思って、がんばっています。
今月は自分の授業以外にも、ARTクラスの先生から依頼を受けて、Japan Art
Projectのお手伝いをしました。学年ごとにARTの先生が決めたテーマにのっとって、
日本の文化のイントロダクションをしました。禅庭園についてや、着物について。
来月は別の学年で、葛飾北斎や、日本の建築物について紹介する予定です。このART
の先生のアイデアにはとても刺激を受けるし、限られた日本語の授業の枠内で伝え
きれないことを生徒たちに伝えられる機会でもあるので、とても楽しんでやらせて
もらっています。
5月には学校でSpring Festivalというのがあり、各学年の展示もあると聞いたので、
私も日本のコーナーをぜひ出させてほしいとお願いしました。快く承諾していただ
き、いまはそれに向けてのプランニングに忙しいながらも、わくわくしています。
研修も残すところあと2か月。帰国がせまってきて、この1か月ほどはずっと、
「私がここに残せるものってなんだろう」と考え続けてきました。このSpring
Festivalが私がここに自分がいた証しを残せる最後のチャンスになると思うので、
精一杯がんばろうと思います。
◆正社員同様に仕事をさせてくれる
United Kingdom/ワーク&カルチャー(LAP)/Ms. H.K. ( 07/10〜08/10 )
インターンをはじめてからすでに3ヶ月が経過。
仕事内容、業務も他の社員の方々と同じように働いています。(受け持っている仕
事量的には少し少な目かもしれませんが。)
インターンでも、正社員同様に仕事をさせてくれるというのは、日本ではあまりあ
りえないような気がして、少し驚きのようなものを感じましたが、担当クライアン
トなどもあり、実際の業務が経験できるということはありがたいことだと思います。
その分、すごく多忙になったり、残業しなければならないこともありますが、同時
にやりがいも感じます。
◆アメリカンフードはおいしくて危険です
USA/スクールインターン/中山 ひろみ さん ( 07/09〜08/09 )
今回はイースターを経験しました。
イースターのイベントは聞いた事はあったものの実際に体験したのは初めてでした。
子供たちは日曜の朝早くから起きてまずはお菓子のいっぱい入ったバスケットを見
つけ次にそのバスケットを使って卵を探しあてます。
その夜はおきまりのご馳走です。ここアメリカでは休む間がないほどご馳走を食べ
る機会があります。とてもおいしくてうれしい事ですが危険です。
私は先生という仕事が忙しいせいかたくさん食べていますが大丈夫です。休みに入
ると危険です。皆さんも十分自分の姿に注意してください。
アメリカンフードはおいしくて危険です。
◆お寿司やカレーライスがお好み
USA/スクールインターン/Ms. K.O. さん ( 07/11〜08/11/02 )
ミネソタもだんだん春が近づいてきました。まもなく雪が無くなると思います。私
にとってミネソタの冬はかなり厳しい寒さでした。
わたしは最近、ホストファミリーに日本料理を作っています。わたしのホストはみ
な、お寿司やカレーライス(特にごはん)がお好みのようです。ホストマザーは毎
日でもいいと言っていました。とても喜んでくれるので私もうれしく思います。
学校での生活は特に変わったことはありません。4年生の授業では漢字を教えていま
す。宿題やテストの採点もしています。
あと2ヶ月で今学期も終わります。最近になって、時が経つのは早いなと感じていま
す。
こちらでの生活に少し慣れてきたからでしょうか・・・
◆日本から持参した和凧が好評
Australia/USA/海外教育交換プログラム/松本 有加 さん ( 07/04〜08/05 )
学校では日本のお金、印刷物、相撲や歌舞伎のビデオを見せました。
子どもたちは初めて見る日本の日常品に大興奮!特にマンガやファッション誌は好
評で、授業の最後に設けた閲覧時間には人だかりの山。「もっと見たい」「他にも
持ってきて」とせがまれました。
文庫本や電子辞書を見せるついでに…と思って持っていったのですが、日本の若者
文化を知る上で大変役に立ったようです。
また、大相撲鑑賞の後に折り紙で作った紙相撲が大人気らしく、生徒たちは空き時
間ごとに対戦しているそうです。
日本から持参した和凧が好評で、2年生のクラスで実際に手作りすることになりまし
た。もちろん凧など作ったことなんてなかったのですが、人型に切った画用紙に絵
を描いて、竹串を貼り付け、糸を通し、見よう見まねで完成させました。(我なが
ら作り方も調べずに無謀だったと思います…)子どもたちも先生たちも大変気に入
った様子で、晴れた日に凧揚げ大会まで行ないました。上手にできたので、校長先
生の許可を取ってしばらく共同玄関に飾るそうです。
最後の引越し先にもだいぶ慣れてきました。1人暮らしのおばあさんなのですが、近
所に子どもたちや孫たち、ひ孫たちが住んでいて、毎週日曜には皆で夕食会をしま
す。週末には農家やミュージカルなどいろいろな所に連れて行ってくれ、私も2人で
ののんびりした生活を楽しんでいます。
早いもので滞在もあと1ヶ月になってしまいました。あれもやりたい、まだこれもや
っていない、と思いつくことはきりがないですが、1ヵ月後に悔いが残らないよう、
しっかりと今後の授業計画を立てたいと思います。
◆いい子が多く、教えがいがあります。
USA/スクールインターン/Mr. D.N. ( 07/09〜08/09 )
あっと言う間に、半年が経ちました。
いろんな事があり、いい経験を積んでいると思います。生徒たちもいい子が多く、
教えがいがあります。
この半年で、うまくいってないと言えば自分の語学力です。自分が思っていた流暢
な英語には、勉強すればするほど、遠く感じます。クラスを持ち、生徒も理解をし
てくれているのですが、まだまだです。
あと残された時間、継続を怠らず、吸収できることは吸収して帰りたいと思います。
◆会社を思い切って辞めて、本当に良かった
USA/スクールインターン/Ms. M.I. さん ( 07/04〜08/04 )
今月末でこちらに来て1年が経ちます。毎月のiiP-Hello internの活動報告で「あっ
という間の1年でした。」というコメントをよく目にしますが、本当にその通りです
!!
昨年こちらに来る直前は、やっていけるかなぁ。先生の経験なんてないけど、子供
達に教えることできるのかな?っと心配する気持ちと、いよいよだ!どんな経験がで
きるのかな?っという楽しみの気持ちの両方でした。
学校では子供達が笑顔で迎えてくれ、かたごとの私の英語を一生懸命聞いてくれて、
正しい言い方に直してくれたり。授業は毎日手探り。次第に授業にも慣れ、なんと
か1年やり遂げそうです。
Host-teacherが教えてくれました。毎年のインターン生が同じことを言うそうです。
「帰りたくない。」っと。
私も同じです。
1年前、会社を思い切って辞めて、本当に良かったです。私をここの学校・町に選ん
でいただき感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
そして、応援してくれた家族、上司、友達、みんなありがとう!!
かつてない素晴らしい経験ができました!!
◆一つやり終えたなという充実感
United Kingdom/スクールインターン(LAP)/加藤 伸子 さん ( 07/07〜08/07/13 )
日本では、桜が満開だと友人からメールが届きましたが、こちらは冷え込みが厳し
くまだまだ春は遠いようです。
今は、イースターのお休みです。
この前のアジアの国の授業は、最後に私が用意した大きな白地図に、川、湖、都市
を書きこみ、平野や高地、山を色分けして完成させることができました。
始めは、どうなることかと思いましたが、何とか各チームごとに協力して取り組む
ことができケイトも生徒たちを褒めていました。わたしも一つやり終えたなという
充実感がありました。
この地図は、休み明けに学校の廊下に張り出す予定です。
◆手探りながら楽しんで仕事
United Kingdom/ワーク&カルチャー(出版/印刷関連)/Ms. H.T. ( 07/10〜08/10/20 )
初めて日本のプレス向けにクライアントのプレスリリースを送る仕事を担当し、手
探りながら楽しんで仕事をしています。
英語にはまだまだてこずっていますが、以前よりは少しましになったのではないか
とおもいます。なんとなく彼らが話す英語を理解できているときがあります。
昨日は私の誕生日だったのですが、研修先の同僚がサプライズでお祝いしてくれま
した。ケーキとプレゼントとカードをいただき、本当にうれしかったです。
一生の思い出になります。
◆まさか、こんなに素晴らしい体験が出来るとは
Finland/EU/スクールインターン/Ms. Y.I. さん ( 07/09〜08/08/31 )
去年のクリスマスに、日本にいる私の家族がホストファミリーへプレゼントを贈り
ました。
その中のひとつに「こけし」があり、それが気に入ってもらえていたのか、最近ホ
ストマザーが受け持っているプレスクールの子供達と作ることになりました。
まだ6・7歳の子供達なので、いかに簡単に・でもいかに日本らしさが表現出来る
か考えました。学校にあった紙で出来た玉を顔として、トイレットペーパーの芯を
胴体として作りました。胴体は無地の折り紙を全体に覆い、細く切った桜柄の折り
紙をその上からいくつか巻き付けました。髪の毛を黒く絵の具で塗る為に、事前に
塗る部分に印を付けておいたのですが、難しかったようでかなりはみ出てしまいま
した。ですが、子供達の才能は計り知れません、逆にそれが非常に可愛らしく出来
上がりました!私はとても満足でした。
ですが、実はこれにはまだ続きがあります・・。
ある先生から「町の銀行の窓に飾らせてもらおう」との提案が出て、銀行に許可を
頂き、実際に飾ることになりました!その為に私は、折り紙で桜の花をたくさん作
りましたが、提案して下さった先生がなんと、紙で富士山を作り、更にはシルクの
布を何色か用意して下さり、一層華やかになるように飾りつけまで考えて下さいま
した。
早速放課後、銀行に行き飾りつけをしていると、前を通る人達が足を止めて見て下
さっていました。ひとりのご老人が「まぁ綺麗ね!」と声をかけて下さいました。
「これは日本の人形で、○○小学校の子供達が作ったんです!!」と必死に答えま
した。
これをきっかけに、小学生だけではなく、町の人達にも少しでも日本の文化を伝え
る事が出来れば良いなと思っています。
ひとつ心苦しい事は、飾らせて頂いた銀行の、向かいにある別の銀行に、私は口座
を持っているという事です・・。少々銀行に行きづらいような・・・(笑)
まさか、こんなに素晴らしい体験が出来るとは口座開設した当初は思いもしません
でしたから!!
◆子どもたちの一生懸命な姿に練習ながら感動
Canada/海外教育交換プログラム/長田 奈緒 さん ( 07/10〜08/06 )
3月はMARCH BREAKを利用して2週間程、オタワ&ケベック&モントリオール&イエロ
ーナイフへ行って来ました!!
イエローナイフでの念願のオーロラは残念ながらみることが出来ませんでしたが・
・・楽しい旅行になりました
☆ケベックシティはお気に入りの街になりました
☆機会があれば、夏のケベックシティにも訪れてみたいです!!
今月11・12日にGrade3・4・5の子ども達が2時間ものミュージカルを披露し
ます。私は大道具や小道具をセットする係りになり、先週から練習に参加していま
す。
子どもたちの一生懸命な姿に練習ながら感動です!!
先生は大変なんでしょうけれど・・・
ミュージカルを台無しにしないように頑張ります!!
◆まるでどちらが日本人かわからない
USA/スクールインターン/小西 智子 さん ( 08/02〜09/02/09 )
ミシガンに来て約二か月が経ちますが、ようやく雪が無くなり、コートもやっとし
まえるかな という感じです。少し遅めの春が来ました。
先月末にイースターの長い休みがあったので アムトラックでNYへ旅行に行ってき
ました。デトロイトからシカゴへ出て、その後NYへ、片道21時間の長旅でした。
しかし、アムトラックは色んな人が利用しており、復路ではデトロイトで教師をし
ている老人と席が隣で、さらに日本語を生徒から少し習ったことがあるとのことで
少しだけですが日本語で話ができました。また日本の文化についても非常に興味を
持っており、日本の小説について色々と話が盛り上がりました。
復路でも学生さんと知り合いになりました。彼女はシカゴで学生をしていてイース
ターの休みを使って 卒業後働きたいワシントンの会社を見に行ってきた帰りでし
た。
私が日本人だとわかると急に彼女がニコニコし出したので何かと思ったら、大の日
本通だったんです。日本のアニメは私よりも相当詳しく、聞いた事のないアニメの
タイトルが次々彼女の口から出てきました。黒沢明の映画についても質問が止まり
ませんでした。
私は日本人ながら黒沢明には全く詳しくなく、勿論何も答えれるはずもなく、まる
でどちらが日本人かわからないぐらいでした。さらに日本食も殆ど知りつくしてい
ました。カツカレー、ハンバーグ、うなぎ、名前が出る度に日本食が食べたくなり、
食べ物を思い出して日本に少し帰りたくなったくらいです。なんと、たくわんが好
物だと言ったので驚きました。なかなか漬物を好きな外国人とは出会えないので
ラッキーだったと思います。
私はちょうど夏休みにシカゴに滞在しようかと考えていたので、シカゴの情報も沢
山聞けました。
旅行は普通、飛行機の方がもちろん快適ですが、アムトラックを使うと長旅なだけ
に色んな人が利用しており色んな人と知り合いになれます。現に私は 知り合った
シカゴの学生さんと夏に再開する約束をしました。学校の枠内だけではなく、それ
以外でも色んな刺激を受けていい休みが過ごせました。
休みを使って、アムトラックの旅をお薦めします。
◆なんと小学生に間違われました
USA/国際教育実習プログラム/植田 梨沙 さん ( 08/01〜09/01 )
アメリカに来て早2ヶ月。1日1日がとても早く過ぎていくように感じます。
私、アメリカで先日小学生になりました!!!と、言うのも学校の保健室に頭痛薬
をもらいに行った時のこと。
「頭が痛いから薬もらえますか?」と聞くと
「お母さんは家にいる?電話して迎えにきてもらおうか?」・・・と。
なんと小学生に間違われました!!!笑
その後ここのインターンであると伝えると2人で爆笑でした!
その後風邪を引いたようだったので病院に行くと、処方された薬が子ども用のチェ
リーバナナ味・・・。思わずひとりで笑ってしまいました!
高校時代でさえも未成年に見られなかったほどの私が、なんとここでは小学生にな
れるのです!やはり日本人は若く見られるんですね。初めて実年齢よりも下(かな
り下ですが)に見られてちょっとうれしいです(笑)
こんなハプニング満載の生活を送っていますが、近頃やはり焦りを感じます。自身
の英語力の上達を感じ取ることができないのです。耳は多少慣れてきたように感じ
ますが話すとなると・・・。やはり得意な筆記に頼ってしまいます。
そこで今無料の語学学校に行きたいと考え、市が運営する語学学校がないか探して
います。学校が終わったあと毎日暇で死んでしまいそうなのでその時間を有効に使
いたいのです。
学校ではやはり先生方と生徒なので歳の近い友達が出来なくて今は毎日寂しいです
・・・。そのため友達作りにもいいのではないかと思っています。
自分から動くこと、それが大切ですよね。
◆ありとあらゆるものが異なる
Finland/国際教育実習プログラム/千葉 清香 さん ( 08/02〜09/01 )
今までホストファザーの学校で研修していましたが、2週間だけホストマザーの学校
に出張することになりました。
とても驚いたのは、両校とも全校児童50人程度で同じ市内にあるにもかかわらず、
校舎のつくりから先生の呼び方から昼ごはんから児童たちの雰囲気まで、ありとあ
らゆるものが異なるということです。
ホストファザーの小学校の児童たちはとても大人しくシャイで、授業中の私語もな
く、私にも自分たちから話しかけてくることはほとんどありませんでした。手を振
ってはくれるのですが・・・。
一方、ホストマザーの小学校の児童たちはとても積極的で、授業中も目を離すと何
かしらおかしなことを始め、英語が全く話せない児童でもぴったり私にくっついて
様々な質問をフィンランド語でしてきます。(私があまりフィンランド語が話せな
いとわかっていてもです)
学校を移る前は、新しい環境に飛び込むのが億劫でもありましたが、今回の経験か
ら複数の学校を見ることはとても勉強になるなと思いました。
この先数校回る予定がありますが、どんな学校なのか今から楽しみです。
◆自分から何か伝えていく姿勢が大切
Finland/EU/国際教育実習プログラム/Mr. S.U. さん ( 08/03〜08/12/29 )
現在こちらに来て約一週間が経とうとしています。
最初はホストファミリーの方となかなかうち解けて話もできませんでしたが、よう
やくここにきて自然に話ができるようになってきました。
ここに来てなにより大切だと感じたのは、積極性です。
今までは日本語でさらっと意志を伝えることができていましたが、こちらではそう
はいきません。なんとしてもこちらの言葉で意志を伝えなくてはなりません。
そのためには最初にまず積極性がないと言葉もなにも始まらないということです。
自分から何か伝えていく姿勢が大切だと感じる今日この頃です。
◆こちらと日本の教育の厳しさの違いを垣間見た
Australia/スクールインターン/安藤 啓 さん ( 07/10〜08/07 )
先日、僕の行っている学校の姉妹校である日本の千葉県のとある高校から、交換留
学として10人の高校生達が10日間の滞在ではるばるやってきました。
4日間のイースターホリデーを挟み、3日間は学校でオーストラリアの生徒達に交じ
って授業を、3日間は遊園地や動物園等の遠足といった内容でした。皆若いとあって
ハイテンション、積極的にこちらの生徒達に話しかけ、いい交流をしていました。3
日間の学校での活動内容は、授業に交じっての生徒達との交流といった感じです。
学年は4・5・6・7・9・11年生達、計11のクラス。
僕はアシスタント兼高校生のまとめ役としてお手伝いしました。
小学生の授業では、折り紙やけん玉・竹トンボといった日本文化を一緒に楽しむと
いうもので、どちらの生徒達も喜んでいました。
しかし、そんな折事件は起きたのです。
それは7年生(日本でいう中一)での授業中、内容はオーストラリアの生徒達が10グ
ループに分かれ、そこに日本の高校生達が一人ずつ交じって、お互い自己紹介をし
たり簡単な会話をしたりといったものでした。いい感じで授業は進みましたが、あ
るグループでオーストラリアの男子生徒達がどうやら日本の女子高生に対して、失
礼なキーワードを言う等からかい始めたようなのです。
彼女はそのうち本気で怒ってしまい、最初は相手にせず黙っていましたが、やがて
教室の外に出てわんわんと泣き始めてしまいました。異変に気づいた主担当の先生
が、男子生徒達を教室の外に連れ出し、普段は温厚な先生がすごい勢いで叱責しま
した。まわりのみんなが彼女をなだめ、とりあえずその場は収まりました。後日男
子生徒達は彼女に謝罪しました。
後から聞いたのですが、その生徒達はなんと翌日から3日間停学処分だったとのこと。
日本では考えられないことだと思いました。こちらと日本の教育の厳しさの違いを
垣間見た気がしました。
みなさんはどう思いますか?その後は彼女はじめ、他の皆も10日間を満喫したよう
で、もちろん最後のお別れパーティーとお見送りの空港では涙、涙。最終日は天気
も嵐だったので、気のせいか空も泣いているように見えました。まさかこっちで日
本人の高校生たちと交流ができるなんて思ってもみませんでした。
僕の帰国予定は6月もうすぐです。さて自分の時はどんな感じになるのやら。あまり
期待はせず、いい見送りをしてもらえるように今まで以上に頑張りたいと思います。
◆私も息子もkiwiの温かさに助けられています
New Zealand/海外教育交換プログラム/Mr. K.H. ( 08/03〜09/03 )
昨日、NZのAucklandに到着しました。ホストファミリーのBarbaraさんはとても優し
く面倒を見てくれます。
研修先の学校へは今日初めて行きました。「今週は、NZの学校の授業の進め方を見
なさい。あなたが慣れてきたら、先生の補助をしたり、自分で授業をしてみなさい。
」と副校長先生が言ってくれて、いろいろなクラスに入って授業を見せてもらって
います。
息子も一緒に連れてきました。英語が全くできないので、クラスメイトとコミュニ
ケーションがとれないだろうと心配していましたが、まわりの子が何かと気にかけ
てくれるので、それほど困っていないようです。
私も息子もkiwiの温かさに助けられています。
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