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Intern Report
2009/1


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◆学校に貢献してくれてありがとう
USA/国際教育実習プログラム/Ms. N.M. ( 08/09〜09/09 )

先週金曜日で今年の授業が終わり、クリスマスホリデーに入りました。

金曜日には数人の生徒たちがクリスマスプレゼントを渡しに来てくれて、先生方もそれぞれクリスマスプレゼントを持ってきてくれていました。私は学校でそんなことが起こると予想していなくて、何も用意していなかったので申し訳なかったです。代わりに新年には日本のお正月やお年玉に関する授業をして、何かお返しができたら良いなと思っています。

その金曜日の夜にはスタッフパーティがあり、学校の先生方の家族と数人の保護者が参加して一緒にディナーを食べ、クリスマスプレゼントの交換会をしました。皆がそれぞれ番号の書かれたカードを引き、番号順に中身の分からないクリスマスプレゼントを一人が一つずつ選んで開けていくのですが、遅い番号の人は、早い番号の人が取ったプレゼントを「盗む」こともできて、プレゼンを「盗まれた」人はまた別のプレゼントを選ぶ仕組みです。

私は校長先生が去年貰ったというプレゼント(彼はそれが気に入らなかったので今年またプレゼントとして出品したのですが)を引き当て、誰にも「盗まれ」ませんでした。。。

それは冬景色のプレートで、私はとても気に入っています。そして、この日私は「学校に貢献してくれてありがとう」という旨の書かれた記念プレートも貰ったのですが、名前のスペルが間違って彫られていて、皆で笑いました。そういうことを笑って皆で楽しい思い出にできるところが、こちらの人々の陽気な性格で、とても楽しく過ごすことができました。



◆日本の?もったいない?スピリットはとてもcoolに映った
USA/スクールインターン/志村 弥生 さん ( 08/09〜09/09 )

外は静かな吹雪です。先週ニューイングランド地方は大雪に見舞われ、30万戸以上が停電に見舞われました。

日本のように公共交通機関が発達していないので、通学はスクールバスか自家用車です。道路が凍結してかなり危険な状態になるので、多くの学校がお休みとなりました。予期せぬ休暇をいただき、近くの山でスキーを楽しみました。良いリフレッシュとなりました。雪が降るとちょっと期待してしまうのは大人も子供も同じですね。

学校での授業が再開し、もとの生活にもどりつつホッとしたのもつかの間、さらに大きなsnowstormがやってきました。家の外はマイナス15℃。サラサラの美しい雪が一日中降っています。2階の屋根から下がるつららはもうすぐ地面に届きそうです。穏やかな神奈川育ちの身としましては、incredible!としか言いようがありません。

あと2日でクリスマス休暇が始まることも手伝って、このところ授業はのろのろと足踏み状態です。日本の番組のビデオを見たり、季節の折り紙を取り入れたり、生徒の気分を察しながら進めています。

特に風呂敷の紹介は好評でした。先生たちからもリクエストをいただき、包み方のバリエーションをレクチャーすることになりました。

この季節大量のラッピングペーパーや袋を消費するアメリカでは、日本の?もったいない?スピリットはとてもcoolに映ったようです。



◆これで外で遊んでももう冷たくないよ!
Canada/国際教育実習プログラム/四方 飛鳥 さん ( 08/10〜09/07 )

11月に入ってカナダの冬も本格的になってきました。でもまだ序の口らしく、12月以降、寒い日は氷点下40度にまでも冷え込むそうで周りのみんなから心配されています。

そんなある日の昼休み、

いつものようにロングコート着て、 マフラーぐるぐる巻いて、こっちで手に入れた超防寒スノーブーツに履き替えて 完全防備で外に出たら 最近いつも「ジャングルこおり鬼」をしている1年生の子たちが いつものように
Asuka!!!Can you play tag with us?  と走ってきました。

これがあるのでつい寒くても外に出てしまいます。

それで一緒に遊んでいたのですがこのゲーム、「こおり」の代わりにジャングルジムの赤いとこを触っておくのがルールです。ただ、マイナス10度の気候に冷やされたジャングルジムは めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ冷たい!!

いつも手が真っ赤を通りこして真っ青になります。雪だるま作るときよりも冷たいと思います。☆ 楽しいのですが ☆

この日は参加者がどんどん増えて、 1〜4年生までがまじって遊んでいました。すると、その最中に2年生の女の子に「Asuka、放課後に5年生のフレンチクラスに行ってね 」っと言われて・・・

私は始め、5年生??なんやろ?聞き間違い??と思っていました。でも、さらに午後からの授業で行った4、5年生、3年生の2クラスでも 何人かの子たちが 「Asuka、放課後に5年生のフレンチクラスに行ってね 」と言うのです。

なので放課後、とにかくそのクラスに行ってみました。

そしたら、笑顔の女の子たちにちょっと待っててって言われて、待ってたいら・・・ "I bought your present yesterday " と 1人の女の子から渡されたのは・・・ 手袋でした!!!

いきなりのサプライズに本当にびっくり。そしたらその子が、Asukaいつも手袋なしで雪だるま作ったり鬼ごっこしたりしてるでしょ? これで外で遊んでももう冷たくないよ!もっともっと一緒に遊べるね!と言ったんです。。

これからゎこのもらった手袋をずっとつけて、寒い冬も元気に生徒たちと遊ぼうと思います。



◆日本の普通の正月とDark side
USA/海外教育交換プログラム/大石 正隆 さん ( 08/04〜09/03 )

お正月の紹介を日本語のクラスでしました。

Power Pointを使い、日本から持ってきた写真をフル活用しました。テーマは、「日本の普通の正月とDark side」でした。普通のありきたりの「お正月」を紹介するだけではつまらないと思い、ダークサイドを思いつきました。たとえば、年越しそば。一般家庭では、AM12時近くになると年越しそばを作って食べる。でも、一人暮らしの若者はカップそばですませる。

初詣のダークサイドは、普通に「行かない」。あんなに混んでるところには行きたくなくて、特に若者は「寝正月」をすごす。忘年会は、楽しいけど、連続で続いたりして、奥さんがいる人は気まずい思いをしながら行く。などなど。

教科書には、いいところしか載っていないので、ダークサイドにはこちらの高校生は興味を持ってくれました。

こちらの高校生たちは、積極的に研究発表をすることがあって、Power Pointを有効活用しています。私は日本にいたときは、Power Pointを使ったことがなかったのですが、生徒の発表を見て、「これは便利だな」と思い、なんとか使えるように少しずつ覚えました。

先日は近所の中学校から要請があり、出張し、Power Pointを使い、日本文化を紹介しました。英語だけで紹介するというのは、いまだに苦戦していますが、なんども挑戦すると、普通に生活しているよりも、英語の表現力がつくと実感しました。今も新しい発表を作成中で、生徒に楽しんでもらえるようなプレゼンテーションができるように頑張ります。


◆家の中も外もライトアップして飾り付けていてとてもきれい
USA/国際教育実習プログラム/大野 慈 さん ( 08/09〜 )

アメリカでは11月の最終週(Thanksgivingの少し前頃)から町全体がクリスマスモードになっていて、12月に入ると多くの家が家の中も外もライトアップして飾り付けていてとてもきれいです。

学校の方でも、授業にクリスマスに関係したトピックを使ったり、休暇前の最後の日には食べ物を持ち寄ってクリスマスパーティーをしたりカフェテリアにクリスマスツリーを飾ったりと、クリスマス一色になります。

私の授業の方ではポップアップのクリスマスカードを日本語で作ったり、日本のクリスマスツリーについての絵本に沿って折りヅルを教えたりしました。

私のステイしている家にも白い大きなツリーと小さめの緑のツリーが何本か飾ってあります。想像していたよりもクリスマスがこちらの人たちにとってとても大切なものであるし、やっぱり日本のクリスマスは単なるイベントでしかないんだと実感している毎日です。

クリスマス休暇は12月20日から始まり、どの家族も親や兄弟の家に集まるようで、ディナーや教会に行くのも今から楽しみにしています。

私がいる州はテキサスなのでメキシコに近く、メキシコの店が並ぶ通りでは飾り付けの仕方もまたアメリカ式のものと少し異なっていて面白いです。休暇中はメキシコや州都、ヒューストンのNASAに連れて行ってもらう予定なので、それも楽しみです。



◆娘はあなたのこと大好きよ!
USA/国際教育実習プログラム/飯野 茉尋 さん ( 08/09〜09/07 )

こっちにきて3ヶ月。

最近うれしいことは、子供たちを送り迎えしに来た親御さんに、「私の息子があなたのこといつも話してるわ!」とか「娘はあなたのこと大好きよ!」とか言ってもらえることです。

家でも、今日こんなことした、あんなことしたと話してくれてるんだなぁ、とうれしくなります。来年も楽しい授業になりますよーに。



◆国全体がJouluだらけ
Finland/EU/スクールインターン/Ms. M.I. ( 08/04〜09/04 )

フィンランドでは、12月の事をJoulukuuと言います。

Jouluとは、クリスマスのことでサンタクロースもJouluPukki、クリスマスパーティーJoulu Juhlaと言い、12月に入るや否や、いやその前から?国全体がJouluだらけになりました。

学校でも、先生とのPikku Joulu(小さなクリスマス?)というクリスマスパーティーや、生徒によるクリスマスコンサートなどイベントが盛りだくさんで、とても忙しくしています。

同僚の先生に、街の大きな教会へクリスマスキャロルを歌いに連れて行ってもらったり、休日なども充実しています。学校でのコンサートでは音楽の先生がバイオリン、私がピアノ伴奏とイベントにもゲストとしてではなく、スタッフの一員として参加できたことはとても嬉しいことでした。また、生徒とも私がピアノ伴奏、生徒が日本語で清しこの夜をコンサートで歌うということもし、ボーカルの生徒と伴に久々の緊張を味わいました。

日本で思っていたよりも、デコレーションなどは素朴ですが、どこもかしこもクリスマスの雰囲気なので、厳かで温かい雰囲気で12月が過ぎていきます。

クリスマスは、同僚の先生のご実家等にお邪魔させていただく予定です。フィンランドのクリスマス料理である大きなハムを食べるられるのを今から心待ちにしています。



◆フィンランドらしいピックヨウル
Finland/EU/国際教育体験プログラム/Ms. F.S. ( 08/09〜09/09 )

学校の先生たちでリトルクリスマスパーティー(ピックヨウル)がありました。

今回は、学校内を豪華客船に見立てる、という設定でした。手作りのチケットには船の絵、「キッピス(乾杯)号へようこそ」と書かれており、キャプテン(校長)、船員(5〜6名)、コックさん(1名)が、数時間かけ学校内を豪華客船に見立て、飾り付けてくれました。

カジノ、カラオケ、ディスコ、ファッションショー、BINGO、風船割りゲーム、お絵かきゲーム、ビュッフェ、スウィートルーム、TAX FREEまである気合いの入りようで、学校の廊下には普段はない青いライン(船っぽく)、客も負けじと大きな荷物で出港(船っぽく)といった具合でした。5時から始まり、私とホストマザーは12時半まで7時間半、飲んで歌って踊って笑って楽しみました。着物ショーもしました。

フィンランドらしいピックヨウルでした。



◆凍てつく寒さでありながらも、カナダの自然を体感
Canada/ワーク&カルチャーインターン/青塚 圭一 さん ( 08/05〜09/05 )

雪が降ったら野外調査続行は不可能。ということで今年の化石発掘作業(野外調査)が終わってから早1ヶ月が経過。

日を追うごとに博物館の収蔵庫で作業する時間が増え、夏の間、汗を流し、砂と埃にまみれて発掘していた時期が遠い昔のことのように思えます。などと、妙なノスタルジーに浸っている暇はなく、収集済みの化石たちを分類、登録していかなくてはなりません。

最近は化石のクリーニング作業や標本番号の登録など細かい作業も多くあるので、ある意味では野外調査よりも神経を集中させなくてはならず、家に帰るとドッと疲れを感じることもあります。

最近は博物館の新しいパンフレットに載せるための絵を描く作業や新しい展示物の作成などにも関わっており、今まで以上に博物館学的な内容に入っていますが、いろいろな話を聞けば聞くほど興味も湧いてくるばかり。夏の期間はフィールドワーク、そして冬の間はインドアワークと古生物を学んでいく中で非常にバランスのとれた時間の使い方になっているように思えます。

こうして挙げてみると、実は様々なことに取り組んでいるのだなぁ、と自分で書いているにも関わらず、ちょっとビックリしています。そして、何も知らずにこの文だけ読んだ方は忙しそうと思うのかもしれませんが、実はそんなに忙しくもありません(?)。

こちらの方のスタイルは非常に穏やかであり、落ち着いています。逆に忙しそうに作業をしているともっと気楽にやりなさいって、怒られます(笑)。

簡潔に言えばとってもストレスフリーなんですね。

もちろんやることは多く、作業・研究に終わりはありませんが、1日または1週間の研修を過ごす中で、いろいろなことに取り組めるし、ひとつの作業が終わる度に、次に自分が何をしなきゃいけないか、どのステップを踏まなきゃないかが実感として理解できるんです。なので、自分が冬の間にしたいことが少しずつ、より具体的に見えてきているように思え、今はそのことに期待が膨らんでいます。

余談ですが、先日地層のサンプル写真を撮るためにちょっとだけ野外調査に出掛けました。周囲は雪のため、スノーモービルに乗せてもらっての移動。そのスピード、吹き付ける冷たい風と、広大な大地を見渡し、ここがカナダであることを実感し、凍てつく寒さでありながらも、カナダの自然を体感しました。



◆Japanese Clubというのを始めました
USA/スクールインターン/Ms. S.M. ( 08/09〜09/07 )

11月からJapanese Clubというのを始めました。毎週水曜に日本の遊びなどを紹介したり、一緒にあそんだりしています。

授業ではどうしても日本語を教える方にいってしまうので、放課後のこの時間は好きなことを教えることができます。

また、授業中にどれだけ、日本語を話すことに慣れてもらえるか考えながら、「えんぴつをけずってください」「ありがとう」「はさみをかしてください」など、いろいろ言えるようにしています。



◆顔は日本人なのに、声だけ聞いているとフィンランド人
Finland/EU/国際教育実習プログラム/千葉 清香 さん ( 08/02〜09/01 )

フィンランドの学校は8月始まりの5月末あるいは6月頭が終わりですが、高校などでは半年遅れて卒業する生徒がいます。先日そんな友人(研修先だった小学校の先生の息子さん)の卒業パーティーを手伝いに行きました。

卒業パーティー自体には5月最終土日の昼にさんざん招待されて、ホストファミリーと共に何軒もはしごしていました。(当時は語学力が十分でなかったので、おしゃべりに興じるホストペアレンツの横で、普段から人見知りなホストブラザーと二人仲良くひたすらボーっと座っていたという苦い思い出が・・・)

しかし今回は金曜日の夕方だったこと、卒業する彼の友達はほとんど半年前に既に卒業パーティーを終えてしまっていることが影響して、5月よりも若者の多いパーティーとなりました。普段は同年代の若者と出会う機会もあまりなかったので、初めて同年代の人たちと触れ合うことができました。その中で一つ、嬉しいことがありましたので紹介します。

秋頃からでしょうか、初めて訪れた学校で一番最初に挨拶をするとき、私の話したことをそのまま繰り返し言ってはクスクス笑う児童が、毎回必ず現れるようになりました。どの学校に行っても必ずいるのです。また、以前もっとフィンランド語ができなかった際にはそのようなことをしなかったホストブラザーたちも、久しぶりに秋休みに会った際、全く同じ事をして笑っていました。

私のフィンランド語が間違っているのかな〜何か変だったのかな〜と思いつつも、「でも私はフィンランド語歴○ヶ月だから仕方ないよね!」と本来のプラス思考(開き直り思考でしょうか)を前面に押し出し、あまり気にしないようにしていました。

そうしましたら今回、卒業パーティーで出会った同年代の男の子がやはり全く同じことをするのです。私ともう一人別のフィンランド人がフィンランド語で話しているのを横で聞いていた彼は、小学校の児童たちと同じように、私が言うことをそのまま繰り返しては笑うのです。

しかし彼は笑いながら「ごめんごめん、でもあまりに君がフィンランド人みたいに話すもんだから、顔は日本人なのに、声だけ聞いているとフィンランド人だから、おかしくっておかしくって・・・!」と言います。

あぁ〜。

なるほど、だからみんな最初だけ笑うのね。なるほど、だから私の言ったことをそのまま繰り返して笑うのね。なるほど、だからあまりフィンランド語がしゃべれなかった時には笑わなかったホストブラザーたちまで笑ったのね。

その時ここ数ヶ月の謎がスルスルッと解けただけでなく、同時に「フィンランド人みたいにしゃべる」という彼の言葉に、自分の語学力の上達を感じて思わず嬉しくなりました。

その後は、そういうことならどんどん笑ってくれ!と思っています。



◆いろいろな人と会い、英語で話をする良い練習になりました。
USA/ワーク&カルチャーインターン/Ms. S.K. ( 08/09〜09/09 )

12月3日に「Chirstmas5:01」が無事に終わりました。サイレントオークションを初めて体験しました。

オークションのために、donationをお願いして、そのdonationのpick upやdrop offがイベント前にはいっぱいあったので、そのおかけで、いろいろな人と会い、英語で話をする良い練習になりました。

非営利団体は寄付で成り立っていると改めて感じました。これで、年内には大きなイベントはありません。JIASの方は学校に送ってもらいますが、一人で子供たちへのプレゼンをしています。

次のイベントはニューイヤーレセプションです。今からその準備でまた忙しくなりますが、頑張りたいと思います。



◆年賀状づくりに奮闘中
Canada/スクールインターン/Ms. N.K. ( 08/10〜09/07 )

私は今カナダの小学校で新年の年賀状作りに挑戦しています。

年賀状を作ると一言で言っても、とりかかる前に思っていたよりもたくさん準備と説明が必要で、まずカナダでは年賀状を送る習慣がないので、年賀状とは何かを説明しました。

クリスマスカードのようなものというと受け入れられやすかったです。次に、どうして日本人は年賀状を書くのかを説明しました。次に、カナダと日本では郵便番号・住所・氏名の書く順序が全く逆などで書き方の説明をしました。次に、縦書きで文字を書く練習をしました。

縦書きで文字を書く習慣もないのでなかなかまっすぐに文字が書けず、子供達は苦戦していました。次に、「干支」の説明をしました。子どもたちの生まれた年の干支も教えてあげました。簡単にその干支の持つ意味も説明し、今年はねずみで来年は牛年なので、みんなで牛の絵を描きました。

そして、最後に子供たち一人一人に日本語でどのように名前を書くのかを教えてあげました。これはかなり好評で、自分の名前だけじゃなく友達や先生の名前もノートに書き、楽しんでいました。

そして、その名前を年賀状に書いてもらいました。

子供達は私が考えているよりはるかに一つ一つのステップに時間がかかります。
このような感じで年賀状づくりに奮闘中です。冬休みまであと少ししか時間がないので少し焦り気味ですが頑張ります。



◆お寿司が大人気
USA/国際教育体験プログラム/近江 竜也 さん ( 08/04〜09/04 )

アメリカでは11月の最終木曜日がサンクスギビングデイで、その週は学校が休みになるのを利用してオレゴン州最大の都市ポートランドに行ってきました。

ポートランドは『バラの都』と呼ばれていて、とても綺麗な街でした。

ウィラメット川の遊歩道を散策し、半径たったの30センチメートルである、ギネスブック認定の世界一小さい公園『ミルエンズパーク』を見て、アメリカで自由の女神に次いで2番目に大きい女神を見たり、週末の野外マーケットに行ったりと楽しい時間を過ごせました。

日本庭園にも行きましたがとても綺麗でした。

そして、NBAのゲームを見に行きました。試合は残り30秒を切ったところで何と1点差。残り1秒で相手チームがシュートを放ちましたがそれが外れて試合終了。もし入っていれば残り1秒で逆転勝ちになっていたというスラムダンク並の結末で、とても興奮する試合内容でした。自分が住んでいるオレゴンのチームが勝ったので嬉しかったです。

サンクスギビングデイは、ターキーをお腹一杯食べました。

日本語の先生の日本人の友達がこっちで寿司シェフをしており、また、寿司の作り方も教えているので、その方と、その方の日本人の友達が自分がインターンで行っているハイスクールに来て下さって、生徒達に寿司の作り方を教えてくれました。お寿司が大好きな生徒がたくさんおり、生徒達は大喜びでその場で自分達が作ったお寿司を美味しそうに食べていました。

他のクラスの先生と生徒、校長先生までそれを見学に来て日本語クラスの教室が一杯になりました。

日本語の先生と来てくれた日本人の方二人と自分とで、日本人が四人も同じ教室にいたのが、生徒達にとって日本が近く感じられたみたいで良かったです。しかも、出身は北海道・仙台・東京・大阪と見事に全員バラバラでした。日本の文化であるお寿司が大人気なのは嬉しいですね。

12月の第一週で一学期が終了するので最終日にみんなで日本に関するクイズやパーティーをしてとても楽しかったです。



◆日本はできなかった体験や色んな出会いがあり、内容の濃い毎日だった
Sweden/EU/スクールインターン/Ms. A.F. ( 08/04〜09/01 )

この9ヶ月間を振り返ってみると、最初の1−2ヶ月は言葉もままならなかったし、なにもかも違う環境の中、右も左もわからず、完全アウェー状態で、今まで生きてきたなかで1、2を争うしんどさだったのですが、今ではスウェーデン語も大分マシになってきました。ひとえに、周りの方々のお陰です。

私は、ひとつの敷地内に建っている保育園・幼稚園と小・中学校で研修しています。

数回、高校や他の小学校にも伺いましたが、中学校では一クラスにつき、社会科の授業に3回、語学(スウェーデン語か英語の授業の時間をお借りしました)の授業2回、図工の授業2回とお裁縫の授業を数回行なっています。

ただし、図工の授業は先生の都合で2クラスだけで、お裁縫の授業は女子だけでした。

社会科の授業の1回目は、クイズ形式で日本について私が10問出題し、全問正解した生徒には折り紙のメダルをあげました。

内容は、日本から持ってきた世界地図を広げて"日本はどこでしょう?

1、このへん(アメリカ大陸あたり)
2、このへん(日本)と指さして、生徒たちは正しいと思うほうを
紙に書いていきます。

他の問題は、日本の人口とか、首都はどこかとか、相撲とカンフーの写真を
見せて、"どっちが日本の国技でしょう?"と訊いたりです。

簡単なものでは、日本と韓国の国旗を並べて"どっちが日本の国旗でしょう?"という問題もだしました。

クラスによって多少ばらつきはありますが、一クラス20名くらいで、2−3名は10点満点でした。

2回目の授業では、折り紙・おはしの授業で、

3回目では広島・長崎の原爆の話をしました。

最初にホワイトボードに、原爆がどのようなものかを書いて説明し、広島の広島平和記念資料館のホームページをプロジェクターで見ました。佐々木貞子さんの話もして、最後にみんなで鶴を折りました。後に広島平和記念資料館へ送る予定です。

語学の授業の1回目は、日本では漢字と平仮名・片仮名を使うことと、どう違うのかを説明しました。

全ての漢字が意味を持っていると説明すると、"私の名前を漢字で書いたらどういう意味になるの?"と、どこのクラスでも訊かれました。

それから日本の雑誌や漫画、スウェーデンについて書いてあるイラストのきれいな本を配ってみんなで読んだりしました。2回目では実際に日本語を紙に書いたり、

日本語の簡単な挨拶を練習しました。

日本のミュージシャンの曲を聴いたり、YOUTUBEで日本のテレビ番組を見ました。日本語を聞くのは初めての生徒も多いので、珍しかったみたいです。

図工の1回目は折り紙でチューリップなどを折り、2回目は書道をしました。
事前に生徒の希望をきいてお手本を書いておき、生徒はそれをみて書くようにしました。

お裁縫は布草履と浴衣を紹介しましたが、これは希望制として"もしも作るのならお手伝いします"くらいのスタンスにしました。誰も希望しなかったらどうしようと思っていましたが、おかげさまで殆どの女子が布草履、数名は自分用の浴衣を縫っています。

お裁縫の先生にたくさん助けてもらいながら、なんとかやっています。大体こんな感じで授業をすすめています。

中学校は6年生が2クラス・7年生から9年生までが3クラスあります。自分が授業する以外に、私も授業を受けさせてもらっています。

家庭科で、この間はパン、昨日はペッパールカーカというクッキーを焼きました。"いっしょに作ろう"と生徒に誘ってもらえて、うれしかったです。

私の活動はこういう気持ちの優しい生徒達や先生方に支えられて、もう少しで終わります。日本はできなかった体験や色んな出会いがあり、内容の濃い毎日だったと思います。

いいことばかりではなく、自分の未熟さなどを痛感したり、辛いときは本当に辛かったです。でも、そういうときこそ本当に大切なことに気付きます。

あと3週間ほどで帰国するのですが(これを書いてるのは12月4日です)とても貴重な体験ができたと思います。



◆この国の貧困と贅沢を目の当たりにし、複雑な気持ち
USA/海外教育交換プログラム/Ms. M.K. ( 08/04〜09/03 )

サンクスギビングのお祝いがありました。

ホストマザーの家族が勢ぞろいして、大勢で食事を楽しみました。普段ホスト宅では簡単な料理がほとんどなので、伝統的な料理を体験できてよかったです。

ただ、驚いたのがみんなのお皿に盛る量と食べ方です。お皿からはみ出んばかりの量を盛り、全部食べるのかと思いきやほとんどの人が半分ほど残し、それを惜しげもなく捨てていました。

休暇あけ、久々に学校に出勤した日の帰りに、大きなゴミ袋を抱えた子とすれ違いました。

何を入れてるのかたずねると、ただでもらった服だという答えが返ってきました。この学校に通う一部の子どもたちの家庭は貧しいらしく、その日はチャリティーでたくさんの服をもらえたそうです。

服を買う余裕がない人たちがいる一方で、食事を平気で捨てる人たちもいる。数日の間にこの国の貧困と贅沢を目の当たりにし、複雑な気持ちになりました。



◆男子も女子も喜んで浴衣を着ていました
USA/海外教育交換プログラム/Ms. N.K. ( 08/04〜09/03 )

今月は、幼稚園、低学年のクラスに七五三を紹介しました。私自身の七五三の写真や、最近のドレスを着ている子供の写真を見せたところ、興味深く話を聞いてくれました。

その後、少し強引かなとも思ったのですが、着物をもってこられなかったかわりに浴衣を持ってきた話をし、浴衣を体験してもらいました。男子用の浴衣をもっていなかったものの、男子も女子も喜んで着ていました。

また、時間内に着られなかった子どもたちのためにファミリーナイト(日本でいう展覧会のようなもの)で日本紹介コーナーを作り、私自身も浴衣を着て1人でも多くの子供が体験できるようにしました。

おにぎり作りも幼稚園、低学年で行い、何人かの保護者から自宅でもおにぎりを作ったとの話を聞きました。ちなみに、お米、海苔は大手のスーパーならたいてい手に入ります。私はツナマヨネーズを具にしました。

また先日、中学年の舞台鑑賞の引率に参加させてもらうことができました。より多くの経験ができるようにとの校長の配慮でした。日頃からなるべく多くの行事に参加したいことを伝えていたのがよかったのだと思います。

帰りに寄った国立公園で「だるまさんが転んだ」を紹介して遊びました。アメリカのred light, green lightというゲームに似ていると子どもたちは言っていました。

残された4ヶ月で中、高学年にもなるべく多くの紹介ができるようにがんばります。



◆意外とみんな楽しそうに私の後について発音
USA/国際教育実習プログラム/神野 愛 さん ( 08/11〜09/04 )

ひらがなを一から教えるのは、退屈がると思ったのですが、やってみなくちゃわからないので、まず50音順、読むところからやってみたら、意外とみんな楽しそうに私の後について発音していました。

言えるよ!!って自信もって、ぐだぐだな日本語を言ってる子も(笑)

でも、違う言葉を言うということだけでも、楽しさを見出してるようでした。
やってよかったと思いました。



◆苦労していたのは、自分の名前をカタカナで縦に書くこと
USA/スクールインターン/Ms. Y.S. ( 08/09〜09/06 )

プロジェクトデイという授業の中で、小学校1〜5年生の希望者20名ほどに、習字を体験させました。

一度に5名ずつ机に座らせ、約15分という短い時間でしたが、一人3〜6枚ほど書くことができました。筆、墨汁は日本から持参。紙はA4のコピー用紙を使用しました。

A4用紙に書くのは初めてでしたが、意外とすんなり、下敷きや文珍は使用せず、新聞紙の上にA4用紙を置いて紙コップに墨汁を少し入れて使いました。案の定、紙コップをひっくり返す生徒もいましたが、墨汁を少量ずつ入れたので、机の上の新聞が汚れただけで、床に敷いてあるじゅうたんを汚すこともありませんでした。

大筆と小筆を使用。小筆を使用する際に大筆を置いておく簡単な筆置きを作ればよかったとちょっと後悔しています。

子どもたちが苦労していたのは、自分の名前をカタカナで縦に書くこと。始めに鉛筆でカタカナの名前を縦に書く練習をしたのですが、縦に文字を書いたことのない子どもたちは、紙を横に置いて名前を書いたり…。

生徒や先生からも好評で、ぜひパート2もやりたいなぁと思っているところです。



◆自分の進歩にはなかなか気がつかないものですね
United Kingdom/スクールインターン(LAP)/Ms. S.I. ( 08/07〜09/07 )

9月から始まったスクールインターンの活動も3か月を終え、学校という場所で確実に居場所を見つけつつある自分を感じています。

大枠が決まっているとはいえ、毎日の授業の時間や内容、様々な変更への対応、協力の依頼などは、全部そのつど自分でしなければなりません。たとえ担当の先生からの指示だとしても、(授業時間の変更等)自分で関係の先生に伝え了承をもらい、別の時間を取ってもらうなどしなければ、誰もそんな労は取ってくれません。

最初は、なんて日本とやり方が違うんだろうと面喰いましたが、逆に考えれば、そのつど私が提案したことを、きちんと受け止めてくれて対応してくれるというフレキシブルで親切な体制でもあるのです。

ある日など、毎週火曜日の15分ずつ1,2年生のクラスを回る授業の時間に変更があり、うち合わせしていたら、その時間3,4年生がホールでクリスマスの劇のリハーサルだとわかり、そちらを見たければ見てよいということになりました。

その時1,2年生担当の先生が「自分に一番利益のあるように考えて動いていいんですよ。」と言ってくれたのが印象的でした。

日本語インターンは、とても微妙な立場です。もちろん担当している授業にはそれなりの責任を持ちますし、この頃は子どもたちにきちんと注意すべきところは注意し、授業を進められるようになってきました。

最初はイギリスの学校がどんは所か知らなかったので、他の先生なら注意するようなことを特に問題と思いませんでした。

それは指名される前に答えを言ってしまうとか、おしゃべりをするとか(授業に関係あってもいけません。)先生が話しているときに質問をするなどです。

先生方は厳しく注意します。

そして子どもたちはすぐに「この人のレッスンでは何をしても怒られない。」と見抜き、他の先生の時にはしないこと、授業中ふざけたり、指示と違うことを勝手にしたり、注意してもおしゃべりをやめなかったりということが続きました。

正直「クラスコントロールの力がないんだ。」と落ち込んでいたのですが、ホストマザー(私の学校の先生でした。)のアドバイスをもらい、授業の最初に「I expect your good behavior.」ときちんと目を見て言うと、子どもたちも神妙に姿勢を正して、授業を聞くようになりました。

インターンだからと言って、他の先生方が大事にしていることを子どもたちに守らせなくてよいわけではなく、同じように厳しく接するところはそうしようと心がけています。

気をつけているのは、だた厳しくするのではなく、相手を信頼して「よい態度で授業を聞けるよね。君はできるよね。信じているよ。」というメッセージを送るようにしていることです。期待されていると思う方が、子どもたちはやる気になるように思います。

月曜から水曜をパークヒルプライマリースクール、木曜、金曜をアウワレディーオブザアサンプションカソリックプライマリースクールに行き、日本語を教えていますが、ふたつの学校とも落ち着いていて、子どもたちはやる気があり、先生方も親切で良い授業をする学校です。インターンをする環境的としては大変恵まれていると思います。

最近は先生方も「次の日本語のレッスンはこのグループが行くわよ。」とか1年生の担任の先生から「次は1から10までカウンティングをやってみてくれない?」と要望が出たりして、日本語インターンの存在が意識されてきているのを感じます。

何より子どもたちが「次はうちのクラスに来る?」と楽しみに待ってくれているのがうれしいです。廊下で会ってもみんな口々に「こんにちわ、さようなら、おはよう」などと声をかけてくれます。

私がパソコンに向かって日本語を打っているだけで「おー、ジャパニーズ!クール!」などと何人も覗きこんできたり。しばらく行っていないクラスの子が「私も日本を勉強したいです。」と私に頼みにきたり。子どもたちは外国語への興味がとても強いし、生身の人間の私という存在を通して日本語や日本と出会っているんだと思います。それで一層興味を引くのでしょう。

日本人としては、本当にうれしいことです。

先日ホストファミリーから「あなたはずいぶん聞く力がついたわね。話す方が聞く方よりゆっくりの進歩だから苛立つかもしれないけど、あなたが来たころ、私たちがどんなにゆっくりしゃべっていたか覚えてる?」と言われました。「今では普通に喋っているでしょう?」

そういわれるまで、ホストファミリーがゆっくりしゃべってくれていたことに気が付きませんでした。今も9月当初も何も変わっていないように感じていました。自分の進歩にはなかなか気がつかないものですね。



◆フィンランド人の温かさに感謝
Finland/EU/国際教育実習プログラム/Mr. S.U. ( 08/03〜08/12 )

いよいよ研修も残り1カ月をきりまして、帰国までの、日々のカウントダウンが始まりました。今までの研修のまとめともいう時期にさしかかり、今まで以上にあたふたする日々が続いています。先週まで積もっていた雪は、いつの間にかすっかりとなくなり、現在は雪ではなく雨が降り続く状態。−まで下がっていた寒さはどこへやら。

さて11月は、今までお世話になっていた小学校の先生お二人が、今までのお礼にと食事に連れて行ってくれました。訪れたのはおしゃれなレストランで、ラム肉のスパゲッティーとビールをいただき、そこではサプライズでプレゼントもいただきました。一つはサウナで使用する柄杓、そしてもう一つは、生徒が紙で作ったトトロ、後ろには生徒の名前がずらり。それを見た時、今までの数々の出来事を思い出し、大変感激しました。

ここまでなんとかやってこられたのは、各学校の先生方の協力があってこそであって、私が感謝をしなくてはならないのですが、このように温かく食事までご馳走してくださる方に出会えて、フィンランド人の温かさに感謝するよりほかありません。

その後は、フィンランドのカラオケバーに潜入しました。ここフィンランドのカラオケは、個室ではなく、大勢で一つを共有するシステムで、日本でいう宴会状態。希望する歌を用紙に記入し、それをDJさん(カラオケマシーンを操作する人)に渡し、あとは待つだけ。私は、二人の先生に強引に誘われ、全く知らないフィンランド語の歌を歌うことになりましたが、メロディーはわからないし、まして周りにはたくさんの聴衆、緊張しながらとりあえずか細い声で歌ってみました。歌い終わったあとには、みなさんの温かい拍手が送られます。なんとも貴重な体験をさせていただきました。

残りは本当にあとわずか、今までに学んだことを整理しつつ、自分自身で設定した課題をやり終えて、さらにできればもう一歩先に進めたらと思います。そして最後に、今までお世話になった方々への感謝の気持ちを伝え、日本へと帰ろうかと思います。





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