◆アルファベットを折り紙で折っています
USA/海外教育交換プログラム/高橋 芳子 さん ( 09/04〜10/04 )
Kindergartenクラスは、いつもどんなJapaneseをしたらよいのか悩んでいます。
折り紙も少し難しいとお手上げ状態です。でも経験がないから仕方ありません。折り紙は子どもにとってとても良い教材と思いますので、簡単なものを繰り返しやることで折り方に慣れさせ、楽しめるようになれば良いかなと考えるようにしています。そこで今回は、犬の顔を繰り返し折りました。大分わかってきたようです。
犬の顔ばかりですと飽きてしまうでしょうから、猫の顔、歩く鳥もおりまぜてやりました。
あわせて、お手玉を取り上げ、手の平ではずませたり、頭の位置まで高く上げたお手玉をキャッチしたりすることで力の配分やバランス感覚を養えたらと思い取り組みました。
後半、剣玉遊びをしました。ボールを受けることは大変難しいです。少し遊んだ後、次に牛乳の空き容器を用いて、手作り剣玉を作りました。容器のまわりはきれいな模様の折り紙を貼りました。これならば簡単にボール(紙を丸めたもの)を受けられるかと思いましたが、思い切りやるものですからこれでもなかなか入りませんでした。次には力の入れ具合についてお話ししようかと思いました。
1年生から5年生全学年で日本の文字について概略を説明した後、各自の名前をカタカナで縦書き、横書きを練習しました。文字は4,5年生が大変興味を示し、自分の名前ばかりでなく、家族の名前をあげてどう書くのの続出にはびっくりしました。その後名前を書いて提出するものにカタカナを書く子が出てきたのは嬉しい限りです。
文字とあわせて全学年で取り組んでいるものにアルファベットを折り紙で折っています。古典的な日本の折り紙を教えたいのですが、これがなかなか難しくどうしようかと思っているとき、アルファベットを知り、これなら折り紙の導入にはもってこいと思い、アルファベットで簡単に折れることを楽しんだ後、学年にあわせて折り紙を楽しめたらなと考えています。
ちなみにアルファベットのまとめでは、低学年は自分の名前を高学年は好きな言葉を折り紙で表現できたらいいなと思います。
1年生から3年生お正月も近づいてきましたので、独楽の遊びを紹介しました。今のところ紐の巻き方がわからず右往左往しています。何回か経験すればこれはできるようになると期待しています。
4,5年生
お習字を紹介しました。5年生は実際書いてみました。初めてのことで汚さないか、きちんとできるだろうかと心配しました。勿論名前はカタカナで書いてもらいました。初めてで嬉しかったのでしょう「お母さんに見せたい。持って帰っていい?」という子がいたのは驚きでした。まだまだやるつもりですので、もっとうまく書けるようになるはず、今持って帰らなくてもと思いましたが、「いいですよ。OK。」
11月はThanksgiving Dayがあり水木金とお休みになります。結構休みが多いので案外授業ができないなと思います。もっと授業ができたらなというのが本音です。
◆本当の兄弟のように接してくれる
USA/スクールインターン/長尾 雄人 さん ( 09/04〜10/06 )
今月から数クラスでジャパニーズクラスをスタートしました。
最初だけホストティーチャーといっしょにやりざっと授業の進め方などを教えてもらい、今はほぼ一人で授業をしていますがまだとてもうまく日本の事を伝えてるとは言えませんが生徒達がとても興味をもってくれているのでとても楽しく授業をしています。
今ホストティーチャーが海外に行っていて学校内では一人で授業の予定を決めたり準備をしたり大変ですが、今のホストファーザーが別の学校の先生なので授業の進め方などを一緒に考えてくれてとても助かっています、さらに自分が通っているESLクラスの先生達も自分のプログラムに協力的でとても心強いです。
生活の方は、今のホストファミリーの娘達がよくなついてきてくれて自分の事をbig brother と呼んで本当の兄弟のように接してくれるので毎日楽しく生活しています。あとはもっと語学の方を頑張りたいと思います。
◆とても興味深い授業をありがとうね
Canada/国際教育実習プログラム/富浜 さゆり さん ( 09/04〜10/02 )
11月も終わりに近づき、クリスマスのイルミネーションが、町中のあちらこちらで見受けられるようになりました。町の楽しい雰囲気に誘われ、私も子どもたちと一緒に今からワクワクしながらクリスマスを待ちわびています。
11月11日、カナダでは戦没者を追悼する"Remembrance Day"があります。その日に合わせて11月は平和学習として、Grade4.5で"SADAKO"(広島原爆・千羽鶴の話)を学習しました。"SADAKO"の読み聞かせの後、広島・長崎原爆のスライドショーを通して、戦争の恐ろしさ、悲惨さを共感し、"No more war!", "The importance of world peace!"を強く確信しました。その後、平和を願いながら鶴を折り、それをリースにして平和学習の形としました。
次の日、"SADAKO"のバックグラウンドとして「お盆」を紹介しました。
「お盆は家族(先祖も含めて)みんなが一緒になって時を過ごす日で、日本人にとって、とっても大切なイベントなんだよ。」と説明すると、子どもたちは、「ここでのクリスマスみたいなものだね。」と言っていました。
この言葉を聞き、子どもたちが「お盆」をより身近なものに感じることができたのではないかと思いました。最後に「お盆」学習のしあげとして、みんなで炭坑節を踊りました。慣れない音楽と動きで、子どもたち・先生方は苦労していましたが、みんな楽しんで踊っていたので、とてもうれしく感じました。
授業後、先生方から「とても興味深い授業をありがとうね。」とおほめの言葉をいただき、ほかの先生方からも"SADAKO"の授業のリクエストがたくさんありました。
音楽の授業では、来月行われるクリスマスのコンサートに向けて、ジングルベルを教えています。みんなとっても一生懸命に歌ってくれるので、私も教えていて本当に気持ちがいいです。
◆一週間の日本旅行の計画
USA/海外教育交換プログラム/百嶋 友美 さん ( 09/04〜10/06 )
日本旅行を計画しよう
今月は4回のカルチャークラスを使って、レベル2〜4の生徒を対象に、一週間の日本旅行の計画をし、日本語で発表し、一番いい企画を決めるというプロジェクトを行いました。
約5分のパワーポイントプレゼンテーションをし、食をテーマにした旅行や、歴史をテーマにした旅行、アニメをテーマにしたものや、怖い場所をテーマにした旅行もありました。
まず、このプロジェクトでよかったことは、今まで日本語クラスにいたにもかかわらず、東京、富士山、新幹線くらいしか知らなかった生徒達が、自分達で場所を選んで調べ、食べ物や地理やなどをより深く知ることができたことです。そして、日本語で発表することで、文化と言語学習の分野を関連付けることができたことです。
そして改善点としてあげられるのは、生徒のレベルをもう少し考えなければならなかったことです。日本語で発表するというのが約束でしたが、レベル3・4の子達は今までの知識を使って、楽しく原稿を書き上げることができ、一方文の構造を学び始めたばかりのレベル2の子達は言いたいことと、言えることが重ならず少し困惑しているようでした。インターネット上の翻訳機を使う子も現れ、正しい日本語になおすのが大変でした。
今回のことで一番疲れを感じたのは、アメリカの子の期日を守らなくても、あまり気にしないことでした。私としては手順をきちんと知らせてきたし、何をしてほしいか示したし、準備の時間も与えてきて、一回一回をちゃんと区切りをつけて進めたつもりだったのですが、結局でたらめな日本語で発表したグループもいくつもあり、落胆することもありました。
生徒達は楽しんでいたので、まあいいかとも思いますが、日本で英語の授業でこのプロジェクトを再挑戦するときは、今回のことを必ず振り返って、改善してから使おうと思います。いい経験になりました。
◆コインの単位は何?
USA/スクールインターン/加藤 智恵子 さん ( 09/05〜10/05 )
先日、3年生から6年生のクラスで「日本のお金」の授業をしました。
まずはじめにアメリカのお札に描かれている人を生徒たちに言ってもらいました。1ドル、5ドル、100ドル札はみんな知っていますが10ドル、20ドル、50ドル札は意外と先生たちも知らないことに驚きました。
その後日本のお札に描かれている人の説明や硬貨の種類、なぜ50円と5円に穴があいているのか、今1ドル何円なのかなど。本物の日本のお金を持ってきていたのでそれも実際に見てもらいました。
色や手触りや大きさ、またすかしの部分に生徒たちは感動していました。ただ写真や画像を見せるだけよりは実物を見せたほうが強い印象を与えられると思います。またこの授業で生徒に「コインの単位は何?」と聞かれはじめは意味がわからなかったのですが、アメリカはお札の単位がドルでコインの単位がセントで違うということに改めて気付かされました。
それからみんなで「Money Bingo」をやりました。まずアメリカのコインとお札、日本の硬貨とお札の中から好きなものを9種類選んでもらい9個のマスに書いてもらいました。そして実際のコインとお札を袋に入れて生徒に引いてもらい、1列揃ったら勝ちというルールにしました。
ビンゴは小学生でも知っているしかなり盛り上がりました。ビンゴに勝った最初の5人に景品として私の折った折り紙をあげました。生徒たちはその折り紙がほしかったらしく「もう一回やって!」と何人もの生徒に言われました。またいつかやりたいと思います。
◆おこのみやきが一番好評
Canada/海外教育交換プログラム/松尾 あゆみ さん ( 09/09〜10/06 )
今月に入り、ランチタイムを利用して週1回「Japanese Lunch」を行っています。クラスの生徒たちを対象に、その時間を利用して日本の食べ物を紹介しています。
これまで、たこやき、やきそば、おこのみやきを作りました。どれも生徒たちに好評で、ソース味がうけているみたいです。ホストファミリーにもこれまで何回か日本食をふるまいましたが、今までの中ではおこのみやきが一番好評です。
たこやきは、驚いたことに学校の先生がたこやき器をもっていたので、それを借りてつくりました。たこは手にいれることができなかったので、かにかまやチーズで代用しました。
それぞれの食べ物を紹介する前に、授業時間を利用しYouTubeなどでも実際に料理している映像を生徒達に紹介しました。
◆クラブ終了と同時にくたくたになります。
United Kingdom/スクールインターン/徳永 裕一 さん ( 09/04〜12/03 )
11月からジャパンクラブを開催して6回目になりました。
毎週火、水曜日に学校の昼休み40分間を利用して日本と日本語を紹介しています。初回8人の生徒が集まり、その後友達の輪で今回20人まで増えました。
「こんにちは」の挨拶でスタート、中、高校の生徒なので実践的な会話(自己紹介・問合せ)や自分の名前を日本語で書く練習など、さすが技術系の学校なので積極的に対応してくれます。
寿司・浮世絵・相撲・アニメ・忍者など人気があります。ただ10分も経過すると騒音と遊び場と化すので、大声出して説明することになり、クラブ終了と同時にくたくたになります。(緊張からの開放も含めて)
それでもトリック用紙の操作が成功したり、苦心して作った折鶴を見せると、あの生徒が拍手してくれるので、そのときは紳士の国のマナーが健在しているなと思いました。次回以降、人気の折紙を紹介することになりそうなので、更なる練習に励む予定です。
◆新聞紙に落書きされまくり、机は真っ黒
Australia/スクールインターン/Ms. E.S. ( 09/04〜10/03 )
先日、アジアン・デーというもので習字をやるように頼まれていたのですが、新規校のため(日本語のクラスも無いため)に道具が何も無くて大変でした。もの凄く熱望していて、アートショップで探してくるからいる物あったら言って!!と言われていたのでお願いしたのですが・・・買ってこられた筆も紙もインクも凄まじく違っていて使いようがありませんでした。。。
筆にいたっては見たこともないほど超極細筆で、結局美術の先生に普通の筆を借りに行きました。授業開始5分前に学校中を駆け回る破目になりました。
実際の習字も図書室でやら無ければならず、ヒヤヒヤものでした。案の定、敷いていた新聞紙に落書きされまくり、机は真っ黒でした・・・。
紙はコピー用紙とかでもどうにかなるので、習字をやるつもりであれば、学校側に確認しておくか100均で買占めしておくほうがよろしいかと思われます。
日本語のクラスが無い学校だと先生たちも特に日本のことを知らないので、皆さん「折り紙やって」とか「習字やって」ばかりおっしゃるので・・・。
折り紙は凄く厚くて正確な正方形じゃないのなら手に入ります。子どもにはそれで十分ですが、何かディスプレイ用に折るつもりであれば日本のちゃんとした折り紙があるほうが便利ですね。
折り紙本は、子供用の簡単なものが一冊でもあると使いやすいです。想像以上に海外の子は上手く折れなく、簡単に折れて動くもの、立体になるものが喜ばれています。
◆ずーーっと太陽見ておらず太陽がとても恋しい
Finland/国際教育体験プログラム/中川 晃江 さん ( 09/09〜10/08 )
昨日今シーズン初のスキー1泊旅行から帰ってきました。
初めてのカントリースキーでしたが、ホストファミリーに手取り足取り教えてもらいなんとか滑れるようになりました。とてもいい運動です。
そして今日は5・6年生の体育の授業でドッジボールを教えました。似たようなゲームがこちらにもあるらしく、すぐに子供たちはルールを覚え楽しんでました。
今週の金曜日には学校の先生たちでパーティーをします!暗い11月を乗り切るいい方法ですね。最近のお天気は雪か曇りでずーーっと太陽見ておらず太陽がとても恋しいです。
日本にいるときは気づきませんでしたが太陽は人間の体にとって大切なものですね。
フィンランド人が夏を心待ちにする気持ちがわかります。
11月を楽しんで乗り切りたいと思います。
◆まだ、日本のことを深く伝えられていない
世界インターン/海外教育交換プログラム (教育交流世界)/Mr. m.f. ( 09/07〜11/01 )
フィンランドにきて、3ヶ月目となりました。
こちらでは、小学校5校、中学校1校、高校1校あり、週ごとにそれぞれの学校に行きます。ですので、一つの学校に毎日通うというわけではないです。
初めの2ヶ月間は、様々な科目の授業参観をさせていただいたり、小学生に簡単な自己紹介をしていましたが、11月から、パワーポイントを使って、写真などを見せながら、色々日本のことを紹介しています。
先月から、高校生を対象に日本語講座も放課後始まりました。
まだ、日本のことを深く伝えられていないというか、勉強できてない状況です。また、同じ授業を何十回もするので、教具/教材をどうしたらいいのか考え中な日々です。
伝えるというより、色々発見しつつある毎日と行った方がいいのかな。パワーポイントだけだと限界があると思うので、色々準備したいと思っています。
世界インターン/スクールインターン(ワールドクルーズ)/山田 千尋 さん ( 07/11〜10/01 )
日本の文化紹介のプラグラムがあるのは10月の一ヶ月だけです。
やっと始まったと思ったらあっというまに終わってしまいました。
毎日1クラスずつ一日生徒と一緒にいて、30分ほどプレゼンします。なので一週間にひとつなので合計4つしかプレゼンもしていません。日本の食事と米国の食事との違いや伝統行事、着物と日本の動物を紹介しました。
幼稚園児用なので簡単でした。
この一ヶ月以外は特にすることがなく、教室で生徒と話したり先生の手伝いなどをしたりしてがんばって目を覚ましています。することがないのに朝6時に起きて夕方まで学校にいるというのは本当に大変です。
次の1月からの4年生に戻ると、またとても忙しい日が戻ってくるので楽しみです。
プライベートではほとんどずっと友達と出かけたりしていてとても忙しくしています。
来る前は家族の車の一台を運転させてもらえると聞いて来たのですが、気が変わったのか運転させてもらえなくて車がないのでストレスがたまって大変です。
◆クリスマスへむけて、街も人も、うきうき
Finland/EU/国際教育体験プログラム/佐藤 妹子 さん ( 09/04〜10/03 )
つい最近まで私の研修先のアートスクールでは秋休みだったので、東欧やバルト3国の方へ旅行へ行ってきました。
FINLANDでの暮らしに慣れてから他国へ行くと驚くことがたくさんありました。
まず第1に思い知らされることは、フィンランドの物価の高さ。帰ってきてからレストランなどもちろん(もともと行ってませんでしたが)カフェにも行くことすらできなくなりました。スーパーでうまくやりくりしないとすぐ破産します。
東欧の方では場所にもよりますが、ほとんどのものはフィンランドの3分の1の値ですみました。でも逆に感じたフィンランドの良い点は、暮らしの満足感と人々のあたたかさ。
客観的に見てフィンランド人は親切でやさしいですね。顔自体も朗らかですし。
さて話は変わり、うちのアートスクールでは先生方のために時々アーティストが来て講習会を行ったりもしているんですね、そして秋休みに入る前にはそのコースへ私も参加させていただきました。学校側の了解を得てこちらに来ていた友人も一緒にそこで"ねりこみ"という陶芸の技法を学びました。おもしろいことにフィンランド人のアーティストから、アジアの技法を習ったんです。
自分も大学で陶芸をやっていたのでとても興味深くいい経験になりました。自分のはさておき先生方の作品はすてきなものばかりでした!!
秋休みが開けてから早2週間。ですがまだ休み気分がとれず、しかも1カ月弱日本人の友人と共にいたのでフィンランド語やここでの生活リズムに戻すのに少し手こずっています。友人がいたときは彼がコックということもあり、みんなで料理をする機会がおおくありました。それはいつも楽しいですね!
やはり寿司は大人気ですし、フィンランドの料理もたくさん楽しみました。友人が発ってからは、週末にはホストファミリーと一緒にフィンランド式ピザやパン、ケーキ等をつくったり、ヘルシンキのフィンランド人の友だちの家でそばをつくったり、いつでも料理している気がします。
自分の興味のある分野であるからという理由ばかりでなく、料理をするのはいいことだと思います、なぜなら気軽にみんなで楽しむことのできる一つの文化だからです。
また、アートスクールでは先週あるクラスでおりがみにみんなでチャレンジしました。
これなら子供たちでもできるだろうと自分で選んだものを事前につくっておき、その中から子供たちがつくりたいものを決めるという形式でやりましたが、残念ながらあまりうまくいきませんでした。
私が折っている手元をスクリーンに映し出し、ゆっくりすすめていったのも関わらずです。
敗因はたくさん考えられます。今回学んだことは、いくらすてきなものができるにしても、それが彼らにとって難しいことなら、おりがみはただ"疲れる"だけなんです。すごくかんたんな犬の顔だけであっても、ただの紙からなにか形がうまれるというだけで、かれらにとっては"うれしい"、そして自分で作り出すことができるのが"楽しい"んです。
子供たちの中にはもちろん個人差があり、とても簡単に作れる子もいますが、だれにあわせるか、どうやったらみんなが楽しめるかうまくその楽しさを教えられるか、もっと考えなくてはならないと思います。
アートスクールへ来ている彼らのなかには絵を描くのが好きな子はおおいです。折り紙をしてから絵を描けたり、まず紙に模様を書いたり色をつけてから折ったりすれば、より楽しめるはず!!
今回の反省から次回はどうにか うまく紹介できたらいいなとおもいます。
と、次回は多分今月末、少し足を伸ばしてHAMENLINNAという町で行います。
アートスクールのほうでホテル等も予約していただき、少し大きなステージとなります。
まだ詳しくは聞いていませんが、そこでは多分大人へ向けての折り紙紹介となるかもしれません。
なにを作ろうか今からたくさんかんがえています。とても楽しみです!!
またアートスクールのあるクラスでは、わたしの持っていったメンコの絵を手本に、
忍者やら歌舞伎役者やら好きなものを子供たちが選び、日本のいわゆる線画をえがくのに挑戦していました。
私は何もおしえることができなかったですが、持っていったものが役に立ったようでうれしく思います。もちろんその作品たちもとてもすてきのものとなりました!!
と、毎日仕事でもいろいろのことがありますね。
もちろん季節の変化もあり、寒くなり、雪も降り、、お楽しみのクリスマスももう間近!!
みんなそろそろクリスマスへむけて、街も人も、うきうきしてきているように感じます!!
また旅に出てしまうので私はクリスマス前フィンランドへいられないのが残念ですが、
11月末のPIKKUJOULU(ちっちゃなクリスマス)をクリスマスさながらで楽しめたらいいなと思っています。
このインターンの期間はとにかくいろいろなことを経験したいです。
あと5カ月弱。自分のできる精いっぱいでたのしみます!!
◆日本人とスウェーデン人は非常によく似た民族である
Sweden/国際教育実習プログラム/Ms. A.K. さん ( 09/10〜10/07 )
スウェーデンに来て1ヶ月が経ちました。まだ授業らしい授業は3回しかしていないのに、もう研修の9分の1が終わってしまいました。
高校生の頃から憧れていたスウェーデン。福祉国家であり、環境先進国であり、国際的な大企業を多く抱えるこの国。ここに来るまでは、「きっとスウェーデン人は何かが大きく違うんだろう」「そしてそれは国を支える教育に隠されているにちがいない」などと思っていました。
しかし日本人とスウェーデン人は非常によく似た民族である、というのが今の感想です。
初めはシャイだけど徐々に興味を持ってくれる子ども達や外国人である私を温かく受け入れてくれる人々。彼らが築いている人間関係は日本と何ら変わりはありません。
ただ少しだけ社会のシステムが違うだけなのでしょう。1人の先生に対する生徒の数や段差のない校舎。ほとんど全ての授業が生徒が自身で「創る」ようになっていること。
日本と大きくは違いません。ほんの少しだけ向いている方向が違って、歩き方が違うのです。この9ヶ月間で、その違いを存分に感じ、そして楽しみたいと思います。
◆日本人の私が、本当の日本の文化を知る機会をいただいている
United Kingdom/海外教育交換プログラム/久良 美幸 さん ( 09/04〜11/03 )
11月16日(月曜日)から研修先の学校では、International weekに入ります。
11月20日(金曜日)の最終日には、和太鼓のグループの皆さんに学校に来ていただき、全校で鑑賞させていただく予定にもなっています。
この週、インターンの私には、ホストの先生から、日本昔話の紹介や茶道の紹介、浴衣の披露、盆踊りの指導(お盆とは?灯籠流しとは?の説明も含みます。)書道の指導などの要請がありました。
今はその週に向けて、盆踊りの事前指導に取り組む楽しい毎日です。
この指導を行うまで、私は、お盆とは何か、何故盆踊りをするのか?何故灯籠流しをするのかなど?灯籠流しでは何を流すのか?など本当の意味を全く知りませんでした。ホストの先生に次々と質問されて、うまく答えられないのです。
外国の方々に、日本の文化を伝えるに当たって、日本人として何も勉強せずにあぐらをかいていたことに今更ながら反省させられます。その今こそ、日本人の私が、本当の日本の文化を知る機会をいただいているのだなあということをつくづく感じています。
そして、日本の文化を知ることは私にとって、とても楽しく、興味深いことです。
さらに、自分が伝えたいことを英語にするのですから、英語の学校で習う英語ではなく、これこそ生きて働く英語の勉強です。灯籠流しを説明するのに、インターネットで調べて見よう見まねでPaper lanternも実際に空き箱や半紙、割り箸、千代紙や折り紙、毛筆で「平和」「愛」などの文字も入れて作ってみました。
予想以上に先生方や子どもたちがそれを見て、息を呑み「How beautiful!」と喜んでくれて、その反応に私の方がびっくりしてしまいました。
Paper lanternは、電気がある今でも、ろうそくが生活に大切な役割を果たすイギリスの方々にとっては、とても魅力的なものなのだということが分かりました。今は、本物を見せてあげたい気持ちでいっぱいです。
私は茶道や浴衣の披露に全く自信がありません。(ちなみに私は、茶道は一度も習ったことがありません!それでもいいからやってみてとのホストの先生からの要請です。)
それでも、その日に向けて一生懸命練習して、英語に訳して、私なりに精一杯子どもたちに日本の文化の魅力を伝えたいと思います。
◆子ども達はとても意欲的
世界インターン/海外教育交換プログラム/Ms. M.S. さん ( 09/04〜10/04 )
5日間の学校の休みを利用してニューヨークに行ってきました。
夏に行ったときにお世話になったアメリカ人の友人宅に泊まらせてもらい、今回は街散策より友人に感謝の気持ちを表そうと日本料理のDinner Partyを友人宅で開きました。私の友人も含め10人ということで6品作り楽しい時間を過ごすことができました。
11月はHalloween Paradeについてと、今週授業をさせてもらった学校について報告したいと思います。
1.Halloween Parade
子ども達の仮装は本当に様々、手作りしたものから買ってきたものまで。その種類の多さ、それを見ているとHalloweenのための衣装が本当に大きなマーケットになっているんだなと感じました。パレードは2時から学校の周りを1周するだけのもの。昼食後は衣装への着替え、パレード後はゲームを楽しんで、たくさんのお菓子を頬張る時間。ホストにHalloweenの由来を聞いても不確かで、本来の目的はもう薄いものになっているようです。ニューヨークのパレードでも多くのセクシー男性に遭遇し、その本気の仮装は興味深かったです。
2.1週間の出張授業
11月1週目の1週間、いつも学校への送り迎えをしてもらっている先生の友人が勤務している小学校へ出張授業に行きました。
その学校のクラス編成は白人の子が数名、他が黒人、メキシコ人という構成でした。私の通常の勤務校では所謂Gifted Childなので、ほとんどが白人で構成されています。日本で言う生活保護を受けている家族が90%以上ということ。
その子ども達はとても人なつっこく、私の授業にとても興味を持って聞いてくれました。
スケジュール的に5年生以外の各クラス1回しか授業ができないため、Kindergartenでは簡単な折り紙とデコレーション、その他のクラスは私の日本での勤務校の写真、日本の教科書を参考に日本、日本の小学校についての授業をしました。
子ども達はとても意欲的で質問も多く、時には私の授業に関係ない質問も多く投げかけてくるのですが、それに答えるだけの時間もなかったことが残念でした。通常の勤務校の授業スケジュールを調整し、週に1回でもその学校へ出向けるようにできればと思っています。
◆日本の教育の将来を考える貴重な機会
Finland/EU/海外教育交換プログラム/森 一広 さん ( 09/04〜10/03/31 )
フィンランドの教育を鏡に、日本の教育の将来を考える貴重な機会となっております。
例えば、フィンランドでは英語をはじめ他の諸外国語も上手な人が多くいます。
テレビで吹き替えでなく字幕にしたり、早くから学校で学び始めたりといろいろ理由があるようですが、驚きなのは、私が研修する人口7000人の、しかもネイティブスピーカーと話す機会が皆無のド田舎の町の生徒が流暢に英語などの外国語を話すことです。
ということは、日本でも教育と環境次第では、特別なことをしなくても十分に外国語の会話ができるようになるということではないでしょうか。日本の外国語教育ももうそろそろいい加減に、会話のできる人材育成を考えてもらいたいものです。
そのためには学歴偏重の社会制度と大学受験を頂点とする受験制度を変えないといけないと思います。
日本から一時的に離れ、日本のことがよく見えるうちに?このような私見をメディアなどの媒体を通じて発信していきたいと思います。
◆山あり谷ありで辛い時期もありました
Finland/EU/海外教育交換プログラム/Ms. K.M. さん ( 09/04〜10/03 )
フィンランド生活が7ヶ月過ぎました。これまで山あり谷ありで辛い時期もありました。
4,5月は何となくあっという間に終わり、夏休みがきて、8月の中旬に学校が始まり、その後が小学校での本格的な研修スタートという感じでした。3年生から6年生まで毎週固定された日本のレッスンは私の予想以上に子どもたちが興味を示してくれ、準備をする側の私も力が入ります。
日本を教えるというよりも日本を感じてほしいという目的から始まったレッスンで、それが子どもに伝わり、楽しそうに活動しているのを見ると本当に有難いです。来た当初はフィンランド語が全くわからない私でしたが、今少しだけわかるようになり、それがレッスンにも生かされているようです。フィンランド語を少しでも話せば、子どもの表情も生き生きと一層輝きます。その子どもたちと支えてくれる先生方、フィンランドの人々、日本で支えてくれている人々に感謝の気持ちでいっぱいです。
フィンランドの冬本番、体調管理に気をつけてこれからも頑張ります。
◆大体思うように授業ができている
Italy/スクールインターン/小松 真理子 さん ( 09/10〜09/12/11 )
受け持っている授業の少し前に学校に入り、授業の準備、お昼休みや休憩時間を利用して子供達が希望する折り紙や日本のおもちゃで遊んでいます。
身体を動かすことを喜んでくれるので、授業はなるべく自分達で作ったものを使って行っています。説明が足りなくてもニュアンスが伝わっているので大体思うように授業ができていると思います。
学校には沢山の遊び道具があり、情緒豊かな教育方法がみれます。この季節は雨が多いのでお天気のチェックは欠かせません。雨が降らない日には寒くても自転車で学校に通っています。道も覚えるし色々な発見がありとても便利です。
◆こどものレベルに合わせ、スキルをダウンさせることも大事
USA/海外教育交換プログラム/高橋 芳子 さん ( 09/04〜10/04 )
Kindergartenクラスでは、1から10までの数え方をやりました。
また、折り紙では「どんぐり」「狐」「犬の顔」「歩くカラス」を折りました。
ハロウィンの折り紙は難しいので、私が折ったものに顔の絵を描いてもらい、大きな模造紙に掲示し、楽しみました。
日本の昔話「かぐや姫」の読み語りをしましたが、よくわからないという反応が多かったのは、私の英語の発音に問題があるのか、日本のお話パターンに慣れてなくなじみがないのか?少々残念でした。
1年生から5年生までのクラスでは、
あいさつの言葉 「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「さようなら」を中心にやりました。キャフェテリアや廊下で会うと「こんにちは」という声がけをしてくれる子が増えて嬉しい思いです。
折り紙は、ハロウィンがあるということで行事にあわせて「かぼちゃ」「フランケンシュタイン」「ドラキュラ」「骸骨」「おばけ」「魔女」を折りました。やってみてわかることは、とにかく線と線を合わせるせるとか角をそろえるということがきちんとできません。また、難しいと思うのか初めからあきらめている子が見受けられました。ハロウィンはみんな大好きで心待ちにしている行事なので紹介したときは、やる気満々でしたので、戦意喪失しないよう過去のインターンの方のレポートを見てみる事にしました。
その中で、一旦、作品を折り上げ、それを全部開いて折り筋をつけてやらせてみたというのがありました。その方法でやってみると4,5年生はスムーズに出来ることがわかりました。
こどものレベルに合わせ、スキルをダウンさせることも大事であることがわかりました。しかし、1,2年生はそれでもとまどっている子が多かったです。ハロウィンということで学年に関係なく取り組ませましたので、低学年にはハードルが高かったようです。
嬉しかったことは、キンダークラスの廊下の掲示物を見たpre-schoolの先生から、こちらでもやってくれないかとのリクエストがあったことです。勿論、pre-schoolですから折るのは難しいので、私が折った折り紙に顔などの絵を描いてもらうのです。preでは、大きな紙での掲示ではなく、1人ずつの掲示にしました。
ハロウィンの折り紙は大変喜ばれました。
また、同時進行でお手玉も取り上げ、チャレンジカードを作り、手指の巧緻性を高めるとともに日本の昔遊びの紹介をしました。子どもは夢中で取り組み、お手玉家へ持って帰りたいとの申し出がたくさんありましたが、ひとりにあるいは何人かの人だけにokとも行かないので、残念ながらnoとしました。
この1週間は学校の行事もハロウィン一色です。今日の夕方からは、子どもたちの楽しみな近所まわりがあります。日本にはない行事ですので、私も楽しんでいます
今日の夕方からは、子どもたちの楽しみな近所まわりがあります。
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