◆まず自分が楽しいなあと感じること
世界インターン/海外教育交換プログラム/福永 正輝 さん ( 09/07〜11/01 )
日本語講座をはじめ、12月に終わりました。
用意していただいたテキストのみだと面白く無いかなあと思いながら、色々試行錯誤しま
した。はじめは、言語を教えることに難しさを感じつつも、校長先生から、まず自分が楽
しいなあと感じることだよ、とのアドバイスを基に、なんとか高校生の希望者たちと楽し
むことができた氣がします。
最後は、身体の名称を教えた後に、福笑いをして、大笑いのうちに終わることができまし
た。福笑いをしながら、笑いながら過ごした時間がとても印象に残っています。
これからも、日本にある伝統に目を向けつつ、こちらでの文化、伝統を直に触れて、楽し
んできたいと思います。
◆自転車通勤の自分には大変
USA/スクールインターン/長尾 雄人 さん ( 09/04〜10/06 )
12月に入りここNew Havenも気温がぐっと寒くなりました、雪も降るので自転車通勤の自
分には大変になってきました。
学校の方は今週から来月の4日まで冬休みに入りました、先月は一週間に3クラスに教え
ていましたが今月から5クラスに増やし、授業の進め方などは慣れてきましたが、語学が
ついてこないのと授業内容によって生徒達の態度が違ってくるので大変です。
来月はもっとうまくいくように頑張りたいです。
◆日本では味わえないようなことばかり
USA/スクールインターン/田崎 暢 さん ( 09/04〜10/04 )
十二月に入り、今年一年あっという間に過ぎたなぁと感じています。
学校、街中などどこもかしこもクリスマス。学校では最後の週に各クラス、クリスマス
パーティーを開き、保護者、先生達がクリスマスプレゼント、料理を振る舞い、皆が楽し
い時間を過ごしました。
私生活では、ホストファミリーの方にクリスマスパーティーに連れて行ってもらったり、
コンサート、学校の先生たちの自宅に招かれたりなどいろんなところに出かけています。
日本では味わえないようなことばかりで本当に貴重な経験が出来ています。
年末は、学校の先生に誘われ、クリスマスから年明けまでNorth Carolinaにいきます。ア
メリカで過ごす初めてのクリスマス、年越しなど今からとても楽しみです。
◆勉強になることが多い
Italy/スクールインターン/小松 真理子 さん ( 09/10〜09/12 )
12月に入りパルマの冬は一段と厳しくなりました。それでもパルミジャーノは帽子にマ
フラー、耳あてをして自転車で通勤をしています。さすが自転車を推進してる街だけあり
ます!私もその中に混じって通学をしています。
学校では、先生と生徒の親御さんが協力してクリスマスツリーを作りました。ダンボール
をツリーの形に切り取り、色を塗り、木の実や種・リボン・ボタン・キャンディ・パスタ
などで飾ります。
私の行っている学校では子供と親御さんが一緒に参加できるイベントを積極的に行い、情
報公開もコンスタンスにしています。ほとんどのイベントでお手伝いをさせてもらってい
ますが、勉強になることが多いです。
◆いろいろなことを入れ過ぎると虻蜂取らずになってしまう
USA/海外教育交換プログラム/高橋 芳子 さん ( 09/04〜10/04 )
12月はクリスマスブレークがあるため1クラス辺りの授業数は2〜3時間と少なかったです。
アメリカではクリスマス。日本ではお正月と季節の大きな行事がありますので、授業は組
み立て易いかと思います。私はお正月の遊びを中心に、またクリスマスも取り上げて授業
をしました。
KINDERGARTENから4年生まで 共通の指導項目
お正月の遊び「福笑い」を取り上げました。目隠しをした人が目や鼻、口などを顔に置い
て出来栄えを楽しむ遊びですが、目隠しをした人がもくもくとやるのではなく、見ている
人も参加できるようにしました。
まず、ゲームの前に顔に関係ある部分の名前「目」「鼻」「口」「眉毛」などを教えまし
た。また、目隠ししている人への指示の言葉として「右」「左」「上」「下」などを教え
ました。
ゲームをしている人は指示の言葉をたよりに目や鼻を置いていきます。
低学年では、ゲームが初めてな上、日本語も初めてなので教えてすぐにふたつの初めてを
同時にやるのは無理があるとわかりました。途中から指示の言葉を英語でも良いとしまし
た。3,4年生になると指示の言葉も日本語でも苦なく使いこなしていました。
また、まともな所に置くより意外な所に置く面白さに気づき、指示の言葉もみんなでとん
でもないところに誘導し、出来上がった顔を楽しんでいました。
お正月など大きな行事では、着物を着ることが多い日本。夏に浴衣体験をしてもらいまし
たが、着物体験はさせてあげることができないので、「日本を教える」にある「A Japanese Bookmark」作りをし、少しでも着物の美しさに触れられればなと思いました。
KINDERGARTEN
折り紙での「犬」と「ねこ」。次から次へと新しいものをやるのではなく、とにかく一つ
の物を自力で出来るようにさせたいと11月から取り組んできました。
また、お正月の遊びの一つとして、剣玉を体験させました。玉を受けるのは、とても難し
いです。遊びの要領がわかったところで、自作剣玉に移行しました。牛乳の空き容器を使
って剣玉を作りました。容器のまわりはきれいな柄模様の折り紙を貼りました。作ったの
はいいのですが、キンダーですとまだ力の配分がわからないようです。
1回で終わりにするにはもったいないので、預かっておき、入れる要領をつかめるよう繰
り返し遊ばせました。
1〜4年生
「独楽回し」1,2年生は2回ほどこままわしをやりましたが、ひもがきっちり巻けず、回せ
ないため飽きてしまった子が出てきましたので、皆に聞いてみましたところ、give up
とのこと。なんとしても回せるようにとの私の思いはあきらめ、3年生以上の子に願いを
変えました。幸い3年生は1回目から回せる子が出ましたので、皆の挑戦意欲が増し,回を
追うごとに回せるようになってきました。一人1回はまわせるようにしたいと思います。
4、5年生
習字を体験させたく、4,5年生で取り組んでみました。
「漢字の成り立ちについて」を学習したあと、「友人」を書きました。準備、書く、片付
けと結構大変でした。
「友人」の次に5年生には住んでいる街「BERKLEY」はどんな街かを考えてもらい、街のイ
メージにあった漢字を書くことにしました。いろいろな考え、思いが感じられ、一言では
なかなか言い表すのが難しかったのですが、「BERKLEY」大好きの思いをこめ「美」とし
ました。
書き順などを教え、書きましたが、漢字が初めてなので、教えたつもりでも画数が多かっ
たようでうまく書けませんでした。習字は大変なのですが、あと1回は、伸び伸びと、大
胆に書かせたいなとの思いがあります。
いろいろなことを入れ過ぎると虻蜂取らずになってしまうなと思いました。
1〜3年生
折り紙で「サンタクロース」「ツリー」を作りました。季節的なものは意欲もわくかなと
思いました。各ご家庭にツリーもあるようですので、喜んで作りました。
しかし、ひもを結ぶことは日本の子どももですが、経験の違いによる個人差はありますね。
◆私もこちらの子供たちもとても楽しみにお返しを待っています
Finland/国際教育体験プログラム/中川 晃江 さん ( 09/09〜10/08 )
先月・今月とクリスマスに関した授業を行いました。
先月は日本の小学生にクリスマスカードを2時間かけて作り、今月はクリスマスに関する
折り紙を各学年で作りました。
送ったクリスマスカードのお返しとして日本の子供たちから年賀状が届きます。私もこち
らの子供たちもとても楽しみにお返しを待っています。
今週1週間で学校は終わり冬休みに入ります。そして週末には学校でクリスマスパーテ
ィーがあり、そこでは各学年ごとに出し物があります。この1週間、先生や生徒たちはこ
の出し物の準備、テスト、クラスごとのクリスマスパーティーで忙しい1週間になりそう
です。
私も各クラスのパーティーに参加する予定で楽しい1週間になりそうです。
今日から急激に気温が下がり、フィンランドに寒波が来ています。
たくさん雪が降るといいなー。風邪をひかぬように気をつけたいです。
では、みなさんよいクリスマスを!!
◆毎回約20名のレギュラー生徒
United Kingdom/スクールインターン/徳永 裕一 さん ( 09/04〜12/03/10 )
ジャパンクラブ発足後12回開催し、毎回約20名のレギュラー生徒(14歳ー16歳)
が集合し楽しくやっています。
人気の折紙も6回実施しました。不器用な生徒が多いので、手助けしながら鶴やキャンデ
ィボックスを折り続けていき、その形が完成すると、歓声を上げて喜んでいます。様々な
クリスマスグッズの折紙を紹介して終了する予定です。
毎回最初に挨拶と日本語とカウント1−100をレビューするので、学校内でその生徒に
会うと「こんにちは」「さようなら」と声をかけてくることもあります。
来週からのクリスマス休暇で前半終了し、来年からの後半は日本の文化を中心に紹介する
予定です。休暇中にそのシナリオを作成する予定です。
生徒に習字のことを確認したところ、興味がありそうなので、指導の先生と相談し実施場
所を物色中です。(汚れるので美術室を借りるとか)
◆町の規模は小さいですが、すごい力の入りよう
Canada/海外教育交換プログラム/松下 千里 さん ( 09/04〜10/04 )
こちらはクリスマスムード一色です。
町の規模は小さいですが、すごい力の入りよう。1時間ものパレードや打ち上げ花火など
を、寒さに負けず楽しんでいます。
私は学校の聖歌隊にも参加させてもらっているので、そちらの活動も大忙し。おなじみの
クリスマスソングも、英語で歌うとなると少々苦戦します。
明日は聖歌隊の衣装を着て、チャペルでキャンドルサービスを行います。冬休みまでの1
週間を、思い切り堪能したいと思います。
◆地域により学校の質が違う
Australia/国際教育体験プログラム/下 克哉 さん ( 09/04〜10/03 )
オーストラリアでは地域により小学校の質が大きく変わってきます。
簡単に言うと、治安の悪い地域は子供も荒れている感じで、治安のよい地域は比較的よい
子供がたくさんいると言った感じです。日本ではたいていどの地域でも小学校は同じよう
な感じだと思い、そこが大きく違っていて興味深いです。
治安の悪い地域の学校で先生をしたことがある人いわく「野獣を飼育しに行くような感じ
だ」とおっしゃっていて、そんなにかと思いました。。。
アデレードでは小学校のランクが1〜7までありぼくが行っている学校はランク6のとこ
ろなので比較的生徒はいい子ばかりです。
ただ、前の学校で学校追放を受けた1人の転校生を除いて・・(学校追放を受けるってど
んなことをしでかしたのだ!?笑)
もちろん多くの先生はいい学校で勤務したいにきまってます。しかし、もちろん年齢、経
験、教師としてのポイントが高い人ほど選択権も強いので、新米の若い先生や、他国から
教師としてきたばかりの人などは選択権があまりありません。
そういう人たちは治安のよくない地域の学校に派遣されるか、それがいやなら、シティか
ら遠く離れた田舎の学校に行く羽目になるのが現状らしいです。もちろん、パーマネント
ポジションがいらないという人はシティに近く治安の良い地域の学校に行けることはある
かもしれません(しかし、転勤ばかり、転勤がうまくいかなければ職に就けないというリ
スクもある)
(そういえばぼくのいってるランク6の比較的よい学校の教師は、ほとんどが50歳以上
の人だったな・・・若い先生はごくわずか。)
しかし教師の給料はなかなかよく、長期休暇も十分あり、3時半には帰宅できる(4時に
は学校にほとんど誰もいない)ので教師として何十年もやって、良い学校でパーマネント
ポジションをゲットした人にとってはとても良い職かなと思いました。
◆私の中のポジティブな心を待つことにしています
Sweden/国際教育実習プログラム/輿水 温子 さん ( 09/10〜10/07 )
スウェーデンに来て2ヶ月が経ちました。
1ヶ月目は学校に慣れるという意味もあって、ほとんど他の先生の授業見学に終わりまし
た。2ヶ月目からは低学年で授業をすることになっていたのですが、なかなか機会が持て
ない日々が続きました。
教室の後ろに座っての授業の見学だけで1日が終わると「私は何のためにここにいるんだ
ろう」と自問自答することもありました。
しかしある日特別なことがあったわけではありませんが、私の中にポジティブな心が生ま
れてきました。嘆いているだけでは何も変わらない、今私には何ができるんだろう、と思
えるようになりました。
そして授業ができないのなら子どもとのコミュニケーションは休み時間しかない!!と考
えました。私が外へ出て「一緒に遊ぼう!」と言うと子ども達はとても喜んでくれます。
運動不足の体は筋肉痛になることもしばしばですが、私にとってはとても楽しい時間です。
今では授業の回数も増えました。
それはそれで大変なこともあり落ち込むこともしばしばですが、そんな時は私の中のポジ
ティブな心を待つことにしています。
◆自分から周りに働きかけないと、チャンスは与えられない
New Zealand/海外教育交換プログラム/山田 育子 さん ( 09/05〜10/02 )
12月に入り、夏休みはもうそこまで来ています。
今月は近くの小学校に3回お邪魔して、写真を見せながら日本のことを話したり、子供た
ちの質問に答えたり、折り紙でクリスマスオーナメントを作ったりと、新たな経験ができ
ました。
8歳前後の可愛い子供たちで、歌やゲームにもにこにこして参加してくれて本当に楽しく
できました。今回は相談に行ったボランティアセンターのスタッフの方が、間に入ってく
ださって、その方のお子さんのいるクラスを訪問するという形でした。その方もとても喜
んでくださって、うれしかったです。
新しいことを始めるにはちょっと勇気がいりますが、自分から周りに働きかけないと、チ
ャンスは与えられないので、自分の得意なことややりたいことは、大いに周りの複数の人
にアピールしていくことの大切さを実感しました。
ハイスクールでは、美術の先生が生徒を連れてギズボーンの近くにあるファンガラという
村のマラエ(マオリの集会所)を見学に行くというので、それにお願いして一緒について行
くことができました。(ここは映画ホエールライダーのロケ地でもあります。)スケッチも
できて、とても楽しかったです。
◆その日々が私にとってプラスになっています
Canada/海外教育交換プログラム/松尾 あゆみ さん ( 09/09〜10/06 )
先日、日本語クラスの郊外研修でトロントにあるJapanese Canadian Cultual Centreにい
ってきました。
そこでは、日本の盆踊りや剣道、けん玉などの遊びを体験をすることができ、どれも生徒
達にとって新鮮で、とても楽しめたようです。特に男子生徒には剣道が人気でした。
お昼は近くにある和食レストランに行きました。ほとんどの生徒がお寿司やてんぷらなど
初体験。でもどれも「おいしい、おいしい!」といって食べていました。生徒の中には、
割り箸がうまく割れない子がいたり、ふつうの白いごはんに醤油をたくさんかけてたべて
いる子がいたりと、面白かったです。てんぷらはとても人気でした。味噌汁も、ほとんど
の子が気にいっていました。
Cultual Centreでは少しだけ日本のものやお菓子などが売っていて、そこで「ラムネ」を
買った子が何人かいました。瓶のなかにビー玉がはいっていることにとても興味深々でし
た。
生徒たちが素直に感動したり驚いている姿を見て、日本では普段何気なく見ているものや
身近にあるものについて、もっと私自身深く知る必要があるなと感じました。またそれと
同時に、日本の文化をもっともっと大事にしていきたいなと思いました。
今ここで生活していなかったら、きっと日本では感じられなかったことだと思います。生
徒に日本文化を伝えたいと思い、私自身も日々改めて日本文化について学ぶことができま
す。今度は、「お正月」について説明しようと思っていて今色々と調べている最中なので
すが、今回初めて知ったことも正直たくさんありました。生徒達の疑問から改めて考えさ
せられるものもあります。
「日本」について紹介すること、教えることに責任をもってやらなければならないなと日
い感じる毎日です。
正確に「日本」をおしえなければならないという重みはあるけれど、でもその日々が私に
とってプラスになっています。
◆新しい授業の準備に没頭できるチャンス!!
United Kingdom/海外教育交換プログラム/久良 美幸 さん ( 09/04〜11/03 )
つい最近の授業の準備を2つご紹介します。
1つ目は、日本の昔話紹介です。
すでに今の学校では「桃太郎」や「鶴の恩返し」を以前のインターンの方々が紹介されて
いたので、今回は、「かさじぞう」と「金太郎」を選んでみました。
「かさじぞう」は特に、冬休みを迎える前にとっておきのお話しだと思います。日本のお
正月の食べ物を紹介できますし、また何と言ってもおじいさんの優しい気持ちを伝えられ
る、心あたたまるとても良いお話しです。このお話しは、小学校2年生の国語の教科書に
も出てきます。私はよく国際デジタル絵本学会が提供して下さっているデジタル絵本サイ
トを利用させていただいているのですが、
いろんな国の言葉で日本の昔話を紹介できます。
日本語英語の音声も出ます!!
サイトは、こちらhttp://www.e-hon.jp/index.htm
今回は、そのサイトの絵を参考に、ペープサート(登場人物の絵を切り取ったものをわり
ばしにくっつけて動かせる簡単なものです。)を作ってみました。こちらの先生方や子ど
もたちはパペットが好きなようで、紙芝居より喜ばれます。
「金太郎」は歌も簡単なので紹介できたらいいなあと思っています。ちなみに、音源は、
ダイソーのCDに入っている伴奏を日本グッズ5ケースの中から見つけました。(過去の
インターンの方々に感謝です!!)
2つめは、歌の紹介です。
@アクション付きの簡単な音楽、
A繰り返しの音楽・・・
歌は指導上これが大切と思っています。だから。「大きなくりの木の下で」と「むすんで
ひらいて」と「Head and shoulders」の3曲を選びました。もちろんどれもアクション
の絵を拡大にし、日本語の発音をローマ字で、かつ英語約も入れて説明するつもりです。
12月に入り、先生方および子どもたちは、冬休みを迎える前で勉強やテストで大変で、
かつ、クリスマスの発表会に向けて忙しいので、なかなか日本の文化を教える授業をさせ
ていただくことはできません。でもこの時間が、これからの新しい授業の準備に没頭でき
るチャンス!!
自分から仕事を見つけてせっせと取り組もうと思います。
◆何か違ったものが見えるかもしれません
Finland/EU/海外教育交換プログラム/森 一広 さん ( 09/04〜10/03 )
今年は9ヶ月間で中学校・高校・職業専門学校・大学で様々な授業や教育活動を視察する
ことができました。来年残り3ヶ月で日本語教室、小学校の視察と、1つの教科を1学期
間連続して参加して定点視察するつもりでいます。何か違ったものが見えるかもしれませ
ん。
これからいらっしゃる方々、とりあえず体調を万全にし、特に歯は海外旅行保険が効きま
せんので完璧に治療された上で渡航することを強く勧めます。どんなに素晴らしい能力と
活動計画があっても体の調子が悪いと貴重な滞在期間が惜しいことになってしまいます。
私の経験上ですが、海外に滞在する上で必要なことは、1体力、2何でも受け入れてまず
はやってみる挑戦力、3限られた条件の中でわがままを言わずに機転を利かす工夫力、4
語学力に関係なく現地の人々に直接会って話す機会を自ら多くつくる積極力、であると思
います。現地滞在中いろいろなお誘いを受けますが、基本的に断らずに参加することを強
くすすめます。また語学力や渡航前の活動準備は現地での生活にもちろんプラスに働きま
すが、あくまでサプリメント的な補助力に過ぎないと私は思います。また不安から日本人
のコミュニティーに頼るのは効果が無いばかりか、むしろマイナスに作用ことさえあるよ
うに思います。
◆内容、人数、回数、やり方はあなた次第
United Kingdom/海外教育交換プログラム/大前 敬子 さん ( 09/05〜12/03 )
11月からJapanClubをはじめました。
内容、人数、回数、やり方はあなた次第と言われ、昼休みに、各曜日1学年ずつ10人ま
でとし、切り紙、箸の使い方、折り紙、習字、姉様人形とおにぎり試食(計5回)を計画
しました。クラブ入会にもおにぎり、ポップコーンを食べることにも、保護者の許可が必
要で、先生方に助けてもらいながら、保護者向けの手紙を作成しました。10人くらいだ
と私の拙い英語でもなんとかさばけます。こちらの子どもたちは何をやっても「cool!」
と言って喜んでくれます。特に折り紙は過去のインターンの方の影響からとてもpopular
です。3月までに同じ内容で、あと2グループ別の子どもたちに行う予定です。
3年生で「俳句を教えて」と先生に頼まれ、やってはみたものの、こちらの準備不足が原
因ですが、悲惨な結果に終わりました。5・7・5の音の数や季語などは伝わったと思い
ますが、芭蕉や一茶の句の英訳も難しいですし、英語で俳句を作ってみようと言っても、
子どもたちはきょとんとしていました。それ以来、自分がわからないものやできないもの
はきちんとお断りしようと決めました。
11月中旬、イギリスでは全国的にChildren in needという病気や障害をもつ子どもたち
へのチャリティーがありました。学校ではみんなそれぞれ手作りのお菓子などを販売して、
寄付金を集めていました。ホストマザーの提案で私とマザーは、巻き寿司を10本作って、
スタッフルームで販売しました。売れるのか心配しましたが、こんな地方でも寿司は人気
があるらしく、完売しました。いろんな先生方に「寿司、おいしかった!」と声をかけて
いただき、うれしかったです。ちなみにねたは「サーモン・アボガド・かいわれ大根?」
「ツナマヨときゅうり」「ハム・チーズ・きゅうり」の3種です。
◆充実した日々を過ごしています
USA/スクールインターン/田崎 暢 さん ( 09/04〜10/04 )
先月の終わりにはHalloweenがあり、学校での仮装行列、大いに盛り上がりました。
夜には生徒宅を訪れ、生徒といろんな家を回る予定でしたが、子供がswine flu.になって
しまい中止になりました。ちょっと残念でしたがそれでもpartyや街中の飾りつけなど十
分楽しめました。
今月はthanksgivingという日本にはない祝日があり、家族でターキーを食べるといった一
つのイベントがありました。当日、豪華なlunchを頂き、翌日はhost familyと一緒にスペ
シャルdinnerを作るなど、色々と楽しみました。
他にもhost familyの知り合いの誕生日や、教授会に参加させていただくなどとても貴重
な体験をすることができ、充実した日々を過ごしています。
来月はクリスマス、街中は飾りでとてもきれいです。日本とは一味違うアメリカのクリス
マスを存分に楽しみたいと思います。
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