◆いつもおなかいっぱい食べさせていただいています
USA/海外教育交換プログラム/Ms. F.T. ( 10/01〜10/06 )
アメリカへきて,約半月が過ぎました。
だいたい雰囲気にも慣れ,楽しく毎日過ごしています。学校では,1月いっぱいは,いろんなクラスを回って,自己紹介をしながら,学級や授業の様子を見て回りました。
子どもたちは日本に興味深々で,色々と尋ねてくるのが,とてもかわいいです。
外国=スペインと思っているところがあるらしく,よく,「スペイン語では何というの?」と聞かれることがあり,驚きました。2月から,少しずつ,色々なクラスで日本紹介の授業をさせていただこうとおもいます。
ホストファミリーには,とてもよくしていただいており,部屋にもネットやテレビなど,暮らしに必要な設備が整っており,生活しやすいです。
渡米前に,食事についてとても心配していましたが,ホストマザーの作る手料理がとてもおいしく,いつもおなかいっぱい食べさせていただいています。
◆イギリスは誰も車のチェーンやスノータイヤを持っていません
United Kingdom/海外教育交換プログラム/大前 敬子 さん ( 09/05〜12/03 )
1月4日から新学期が始まりました。
けれど6日(水)に雪が降り、その日の午後と木曜、金曜が雪のため学校がお休みになりました。ほとんどの子が車通学(保護者送迎)の本校では道路が凍って危険だからのようです。
イギリスは雪があまり降らないのか、誰も車のチェーンやスノータイヤを持っていません。雪かきとかもほとんどしないですし、びっくりするくらい交通機関が麻痺していました。
◆1年間といっても過ぎてみればあっという間
USA/海外教育交換プログラム/高橋 芳子 さん ( 09/04〜10/04 )
1月となりました。
クリスマスブレークでは、ロスアンゼルスで娘と会い、残りの研修期間で必要な材料を持ってきてもらったり、初めてのロスアンゼルスを楽しんだりしました。
1年間といっても過ぎてみればあっという間でした。残り3ヶ月やり残しのないように再度、指導計画を練り直してみました。
1月の実践報告
1.かさじぞう(紙芝居)
お正月がくるというのにお餅一つ用意できない貧しいおじいさんとおばあさん。家にある笠を持って年越しの市に行くのですが、売れません。
このお話は、年末か年始の時期をはずしてしまわないようにしました。
KINDERGARTEN、1年生,2年生は読んだ後、かさじぞうのぬり絵、3,4,5年生は紙芝居のみ
2.うらしまたろう(紙芝居)
KINDERGARTEN、1年生 紙芝居のあとぬり絵
3.モチモチの木
KINDERGARTEN, 1年生、2年生、3年生
花さき山を読んだときは、高学年は子ども達に順番に読んでもらいました。低学年は私 が読みました。私の英語の読みがよくないのか、小さい子はお話がわからないという子いました。今回はCDを利用してみました。やはり発音がしっくりくるのか集中して聞いてくれました。
4.草木染を楽しもう
全学年で実施
草木染といっても今回は玉葱の皮を用いました。子どもたちには玉葱の皮、紅茶などで染められるので台所などで出たら持ってきてねと呼びかけていたのですが、実際に持ってきてくれたのは3年の先生だけでした。そんなことであろうと思っていましたので、皮は日頃の料理で出るとき小まめにとっておきました。
着物や帯などに用いられている豆絞りを使って模様作りをしました。染物自体はとてもおもしろいのですが、染めた後の布の利用方法を考えたら、一番いいのはポーチにすることかなと思いますので、1月にやりました。豆絞りを体験させるのが目的なので、作るのは私がやり、使えるようにして返したいと思います。
5.お箸の使い方
持ち方、指の動かし方をやり、マシュマロを使って練習。そのあと、大豆を用いてテスト。
その後、この大豆を使って、2月のはじめに節分がありますので、節分の由来、豆を歳の数だけ食べるに結び付けたいと思います。
◆折り紙を中心に授業
USA/スクールインターン/長尾 雄人 さん ( 09/04〜10/10 )
今月も数クラスで授業をスタートしました。
先月までは簡単な日本語の挨拶などいろんな事を教えてきましたが、だんだん生徒達の関心が薄れてきたり自分の語学力が足りずうまく授業が進められなくなってきたので今月からは折り紙を中心に授業をしています。
また、来月から3年生以降が再来月から始まる学力テストの準備に入るため4月まで授業が出来ません、なので来月からは新たに幼稚園のクラスで授業を持つ予定です。楽しみです。
◆生徒たちはとても興味を持ち楽しく学べた
USA/スクールインターン/田崎 暢 さん ( 09/04〜10/04 )
年も明け、新しい年が始まりました。
こちらの年明けはクリスマスほどの盛り上がりはなく、淡々と過ぎていった気がします。学校も始まり、また忙しい毎日の始まりです。
今月の初めは全学年に日本のお正月についての授業をしました。お正月の過ごし方、食べ物、遊びなど、アメリカにはないことばかりなので生徒たちはとても興味を持ち楽しく学べたかなと思います。
それから今月は、ミシガン大学のほうで日本語研究会の生徒たちによる「餅つき」の」イベントがあり、そちらのほうにも参加し日本語を学ぶ学生たちと交流を持つことができました。
他にも近くのsnow festivalにいったりなど楽しく過ごしています。
◆最初の一週間は氷点下20度近く
世界インターン/海外教育交換プログラム/Ms. M.S. さん ( 09/04〜10/04 )
1月からフィンランドの研修が始まりました。
12月31日にフィンランドのタンペレに着き、最初の一週間は氷点下20度近く。朝が一番寒いため、日中でも15度ぐらいまでしか気温は上がりません。学校は7日からの始まりで、私は当面のスケジュールを決めるため担当の先生が出勤の7日に各クラスを回り挨拶。子ども達の挨拶の仕方など、日本の子ども達に近いなと思ったのが最初の感想でした。
最初の一週間は授業観察でした。
私が日本でフィンランドの教育について聞いていたのが、10数年前に教育改革を行い、教科書を取っ払い、教員が独自の授業を作り出し、子ども達の知識、思考レベルは世界一ということでした。
しかし、実際に授業観察をさせてもらうと、そこには教科書とワークブックでの授業。まだ、少ししか見ていないので全ては語れないですが、本時の授業の説明や話し合いは10分程度、その後の時間はワークブックの問題を解いていくという進め方。
分からない子は挙手し先生から助言をもらい、終わった子から答え合わせに行くとうもの。今は英語の教科書とワークブックを借りてきているので、その内容の研究から始めています。
先生達には英語で授業の説明をしていただいているのでとてもありがたいです。
やはり思うのがなぜみんな英語を話せるのかということ。
英語を話す機会は日本同様ほぼ無い状況。しかし、日本人より遙かに話せる。聞くところによると、大学での授業でフィンランド語書籍の需要の範囲が少ないために、専門書となると英語で書かれたものを使うことが多いことから、かなり歳のいった方以外は英語を話せるというようなことも聞きました。
小学校では、子ども達も3年生から英語を勉強しているので、一生懸命英語で話しかけてくれたりしてくれています。
最初は「誰この人?」というような目で見られ続けていたのですが、子ども達も私も慣れたところで距離が一気に縮まった感じがします。
先生も話していますが、フィンランド人はシャイなので最初はなかなか話しかけづらいと。参加させてもらった6年生の体育の授業では、女の子はスケート、男の子はアイスホッケーの試合。女の子達は私が初めてのスケートということで私の回りを滑り、私が転ばないようにとサポートしてくれたぐらいでした。
2週目は校舎がかなり離れたところに2つある学校なので(本校と分校)という感じでしょうか、もう一つの小さめの校舎へ行きました。子ども達は最初からとっても人なつっこく、笑顔で近寄ってきてくれました。
同じ学校と言ってもその学区域はとても落ち着いている場所のため、子ども達も穏やかということでした。その状況というのは、当たり前ですが世界共通なのだと感じたところでした。
ホストファミリーにも恵まれ、毎日夜遅くまで話し込んでいます。料理もとてもおいしく、アメリカでの食事に少し疲れていた私には、本当に食の大事さを実感しています。
◆サンフランシスコでEnglish Teacher Training Course
USA/海外教育交換プログラム/百嶋 友美 さん ( 09/04〜10/10 )
今月はお休みをもらってサンフランシスコでEnglish Teacher Training Courseというのを受けています。
週5日一日英語指導について学ぶインテンシブコースですが、期待以上に楽しく、とても実践的で毎日が充実しています。クラスの生徒はアメリカ人のESLの教員を目指す人たち(20代から60代まで)(音楽専攻の学生から建築家まで)と実際にブラジルや韓国などで教えている先生などで、様々な人と知り合うことができました。
私たち日本人が日本語を教えるときにもつ疑問や悩みと同じようにネイティブの受講生も生徒のつまずくポイントが分からなかったり、文法が外国人である私達の方が知っていたりと授業ではお互いの欠点を補い合って授業計画や指導方法などの課題をクリアしていっています。
今まで会話をする相手が高校生だったぶん、同年代または年上の方と話すのはとても新鮮で少し表現を変えたり、お互いの仕事や将来のことを話したりとやはり話題も膨らみとても楽しいです。
そして一つここにきて本当によかったと思うことは、ラスベガスを離れてこれまでのインターンの生活を振り返ることができたことです。
本当に苦しい時期もあったし、充実しているときもあったし、時間を無駄にしているときもありました。アメリカに来る前は、いろんな人とあって、出会った先生と教育について話したり、自分でどこかにいったり、外人としてちやほやされたりなどと甘い期待を抱いていて、いざ来てみると、他の先生と会う時間も機会もあまりなく、足もなく、いろんな人種であふれすぎて、「特に私は珍しくもなく」と打ち砕かれたのですが。
ただサンフランシスコに元旦に到着して、「ああ私はここでは全くの一人なんだ。」と気付きました。
私を知る人は誰もいないし、自分のことは自分で守っていかなきゃいけない。(と思うくらい少し治安の悪い場所にいます)そう感じて私はどれだけホストファミリーといて守られていたか、居心地がよかったかを知ることができました。
また、やっぱり生徒に会えないも寂しく感じました。やっぱり私は彼らの日本語の先生であり、彼らは私の英語の先生なので。
サンフランシスコもラスベガスと同じく様々な人がいる町です。ここで授業料の二倍も三倍も学んで、ラスベガスへ、日本へ学んだことを持って帰ろうと思います。
◆歌で心が通った
United Kingdom/スクールインターン/徳永 裕一 さん ( 09/04〜12/03 )
学校からYear8(14歳)の生徒に日本のクリスマスを紹介してほしい、と依頼があったので、現代版を一通り説明しました。
最後に「きよしこの夜」を英語と日本語で歌い、「さよなら」と言うと、全員で「さよなら」を連呼した後拍手してくれました。
歌で心が通ったような気がします。
1月最初のジャパンクラブでは日本の食べ物を紹介しました。その後、箸の使い方を生徒に紹介し、実際にスナック菓子をつまむ練習にすると、夢中になっていました。結構上手でした。
ただ説明するよりアクテブなものを取り入れたほうが、より興味を示してくれます。
この後、大雪となり約1週間「ノースクール」となりました。明日、再開しますが、美術室を借りることができたので、習字を紹介する予定です。前任者が筆、半紙、墨汁を学校の棚に保管してくれていたので、それを利用するつもりです。
◆ようやく寒波が去り、最近は-5度くらいの安定した気温
Finland/国際教育体験プログラム/中川 晃江 さん ( 09/09〜10/08 )
ようやく寒波が去り、最近は-5度くらいの安定した気温が続いています。
以前は-20度という極寒の中、外にでるのを躊躇していましたが最近は毎日外に出てスケートかスキーをしています。
12月の終わりと1月の頭にかけては日本のお正月について紹介しました。
そして今日待ちに待った日本の生徒からの90人分の年賀状が届きました!
こちらの子供たちから日本の生徒へ送ったクリスマスカードのお返しです。
折り紙やプリクラが貼ってあったりして生徒たちは大喜びするだろうな。
渡すのが楽しみです!
◆大陸の端と端との間で知の交換
Finland/EU/海外教育交換プログラム/森 一広 さん ( 09/04〜10/03 )
1月に入り日が徐々に長くなってきました。
一面の銀世界に低く差し込む光によって日本では見られない不思議な美しい色が広がっています。
私はこれまで9ヶ月間英語でフィンランド人とコミュニケーションを取ってきましたが、ようやく普段の活動では困らない程度に会話できるようになりましたので、残り3ヶ月間はできるだけフィンランド語でコミュニケーションを取ってみたいと思っています。
いまさらとも正直思いましたが、今後もこちらの人達と関係が続きますし、彼らに言わせるといろいろな言語を一緒に少しずつ学び続けることが大事とのことです。核心の理由はよくわかりませんが言われたとおり実践してみてみたいと思います。生涯学習の視点が大切です。
なお、今回のインターンがきっかけで、今秋には私の研修先の先生らがフィンランド政府の派遣で来日し、教育・野球の視察をするかもしれないそうです。
大陸の端と端との間で知の交換ができることはすばらしいことだと思います。
◆コミュニケーションは言葉ではなく、相手を理解したいと思うか思わないか
Sweden/国際教育実習プログラム/輿水 温子 さん ( 09/10〜10/07 )
私の学校は12月18日に秋学期が終了しました。
12月に入り折り紙でサンタクロース、そり、クリスマスプレゼントを作る授業を始めました。これはとても好評で、他の先生から「うちのクラスでも」とお声をかけてもらえました。
また、秋学期終了後イタリアからホストファザーの友人家族がやってきました。
クリスマス前後は彼らと一緒にホストファザーの母親が住んでいるラップランドの街に行って過ごしました。イタリア語しか話せない12歳の少年とスウェーデン語しか話せない86歳のおばあちゃんと、どちらもろくに話せない21歳の日本人の私が3人だけでトランプで遊ぶこともありました。
今思うと大変奇妙ですが、あの時は共通の言語を話せないという問題を一切感じませんでした。このことを通じて、コミュニケーションは言葉ではなく、相手を理解したいと思うか思わないかという気持ちであると改めて感じました。
◆すし太郎や和そばなどの日本食も大量に購入
Canada/海外教育交換プログラム/松下 千里 さん ( 09/04〜10/04 )
この3週間は冬休みで学校がお休みだったため、サンフランシスコを観光してから一時日本に帰国しました。
グレイハウンドのバスでカナダからアメリカに入ったのですが、アメリカでの入国審査が厳しく、なかなか通してもらえませんでした。
日本では紙芝居用に昔話の絵本をコピーしたり、百円ショップでお正月グッズなどを購入。言葉で説明するよりも、実物を見せたり、クラフトをしたりするほうが、子供たちには人気があります。
すし太郎や和そばなどの日本食も大量に購入したので、帰りの荷物が重くなりそうです。久々の日本を存分に堪能し、明日カナダへ戻ります。日本のお正月の様子を、色々紹介するつもりです。
◆みんなに喜んでもらえると、ここに来た意味を実感できます!!
Finland/EU/国際教育体験プログラム/佐藤 妹子 さん ( 09/04〜10/03 )
"Hyvää uutta vuotta!!"(=あけましておめでとうございます!!)
わたしの研修先、フィンランドにある子供や若者対象のアートスクールでは、12月の2週目くらいからクリスマス休暇にはいりました。それ以前の授業ではどのクラスでもやはりクリスマスについてのことをおおくやりました。
たとえば私がお手伝いさせていただいているクラスではクリスマスの飾りや、クリスマスカードを作ったり、フィンランドならではのろうそく立てづくりなど、こどもたちもとてもクリスマスを心待ちに、楽しみながら製作をしていました。本当に1番のイベントですから!!
自身もおりがみでクリスマスカードや、トントゥ(サンタさんのお手伝いの妖精)、ツリーなどを教えました。休暇前の最後の授業はお菓子を食べながらのパーティーみたいな授業でした。
あるクラスではそれぞれが一つおいしいものをもってこよう!ということになり、子供たちはみんなクッキーやチョコレート、ラクリッツやサルミアッキなどのお菓子を持ってきました。
わたしはそのクラスの子たちのためにおにぎりをつくってもっていきました。
みんな最初はこわがって手を出しませんでしたが、ひとりが食べ始めるとあっというまに減っていきました。
ツナマヨと、ベジタリアン向けにたまごピクルスマヨの2種類をつくりました。
後者は面白い味でしたが子供より大人向けでしたね。先生方に好評(?)でした。
このように授業はいつもたのしいもので、ぜんぜん堅苦しくないんですよ!!
わたしにとってフィンランドのそのようなところがとてもあたたかく感じます。
もちろん普通の学校とは違う、アートスクールだから、ということもありますが。
でもこの国は日本のようにきちきちはしていないです。そのため暮らすのにすごく快適です。
また11月の終わりにはピックヨウル(ミニクリスマス)のお祝いがありました。
そのときにも折り紙のワークショップをやらせていただきました。
アートスクールの庭は子供たちのつくったロウソク立てにろうそくをおいて、
きらきら幻想的。たくさんの生徒や保護者の方々、とにかくたくさんの人々が
わたしたちのアートスクールのピックヨウルパーティーにきてくださいました。
時間ぎりぎりまでおりがみを楽しんでくれた人々もたくさん。先生の中にすごく折り紙のクリスマスツリーを気に入って、自分の授業の時でもトライしていたひとも。
彼女はアートスクールの先生であると共に洋裁のアーティストで、折紙からインスピレーションをうけ、新しい作品を作っていました。それはとてもうれしいことです。
子供たちにも大人にも新しい文化として、受け入れられ、たのしんでもらえ、
しかもプラスに働きかけられている証拠ですから。ほかの普通の学校でも教えてほしいと言われ、折り紙の紹介に行く機会もありました。それもすごくうまくいきました。最初のころは教えるのもむずかしかったけれど、今はなんとなく慣れてきたように思います。
みんなに喜んでもらえると、ここに来た意味を実感できます!!
うれしいことに3月初めに週末の特別コースを設けていただけました。その時のテーマは"日本の紙によるアート"です。和紙照明、和紙染めから本の表紙づくり、もちろん折り紙、、、、そのようなことを2日間かけて行う予定です。
夏にやらせていただいた"日本への旅"と題されたコースでは、言葉が未熟すぎて、ほとんど自分で教えることができずもどかしいきもちがしたので、今回はしっかりフィンランド語で教えられるようがんばります!! 私の研修期間は3月末までなので集大成にふさわしい企画です。
自分がフィンランドで学んだことは多すぎて、それと同等ぐらい日本のことを紹介するのは難しいですが、すこしでも多くのことを残して心置きなく日本に帰れることを望んでいます。
ちなみに現在こちらフィンランドは-15度程度、以前にないほどたくさんの雪だそうです。11月は暗くて悲しい気持ちになりましたが、雪のおかげで景色は明るくなりました!! いまはとても美しいです!!
◆今研修を受けている小学校と日本の小学校との間で国際交流学習
United Kingdom/海外教育交換プログラム/久良 美幸 さん ( 09/04〜11/03 )
今私が研修を受けている小学校と私の日本で勤めていた小学校との間で、ブリティッシュカウンシルのご支援の元、国際交流学習を行っています。今回は、その学習の一部をご紹介をします。
1.自己紹介カード交換
私が、両国の子ども向けに、自己紹介カードを作りました。内容は、・名前、・好きなもの(食べ物、習い事、趣味など何でもOK。絵で描く。)・相手の国のイメージ(絵で描く。国旗だったり、有名な観光名所、相手の国の有名人、食べ物など何でもOK。)・自分の写真・1行メッセージ です。この内容なら子どもたちが書いたものの翻訳もそんなに大変ではありませんでした。
2.テディベア
イギリスからは、ベア(ぬいぐるみ)を学校紹介写真や学校紹介パンフレット、イギリスのお金(小銭)などと共に日本に送りました。ベアはしばらくの間、日本の子どもたちと一緒に学校生活を送ります。様々な場面で(例えば、給食、掃除、授業中など)子どもたちと一緒に写真に写り、日本でどんな学校生活を送ってきたのか写真日記のようにして記録します。一定期間日本で過ごした後、その写真日記と共に、ベアはイギリスに帰国予定です。
日本からは、ピチューのぬいぐるみが届きました。ピチューは背中に風呂敷をしょってきて、その中には、湯飲みやお箸、手ぬぐい、日本のお金(小銭)などが入っていました。ピチューは、イギリスの子どもたちと楽しく学校生活を送っています。朝の集会に出たり、算数で時計の勉強をしたり、ランチにフィッシュ&チップスを食べたり、また、テムズ川に遠足に出かけたり・・・。クリスマスには、教会にも行きました。いつも子どもたちと共に写真に写って、たくさんのイギリスの思い出を日本に持ち帰り、日本の子どもたちにここでの学校生活を紹介する予定です。
3.カードの交換
イギリスからは、クリスマスカードを日本に送りました。子どもたちは自分の英語の名前をがんばってカタカナで書いて送りました。日本からは、年明けに年賀状が届きました。習字の文字に、富士山、おもち、虎、羽子 板、桜などのイラスト入りでした。
どちらの国の子どもたちもこの交流学習をとても楽しんでいます!!
なんと、この交流学習の事例紹介を2010年1月30日(土)東京学芸大学で行われる「教育フォーラム2010」で私のホストティーチャーが発表する予定です。参加費は無料ですが、事前申込みの必要があるようです。対象は、小中高の教員、大学生、教育関係者などとなっています。詳しくは、ウェブで検索してみて下さい。
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