◆この経験をこれからの人生で役立ていきたい
USA/国際教育実習プログラム/安留 百合子 さん ( 09/12〜10/5 )
イリノイ州のロックフォードに来て、3ヶ月が経過しました。雪が解けて、や
っと暖かくなってきました。
午前中は日本語のアシスタントとして、午後からは一人で、柔道や茶道、書道
などを教えています。同じことをするのはすぐに子供たちは飽きるので、来月
は、着物について、折り紙でかぶとやしゅりけんを作って、侍や忍者などの日
本の歴史にも触れてみたいと思います。
日本語や文化を教えることは簡単ではありませんが、インターンとしてよい経
験をさせていただいています。
先日、HOSTファミリーの子供の誕生日会がありました。私はフルートでバース
デイソングを吹きました。12人の子供が泊まりに来て、ゲームをしたり、踊っ
たり、歌ったり、騒いで大変にぎやかで、楽しいひと時でした。もちろん、両
親も一日一緒に楽しみました。
私は、こちらに来て、驚いたことは両親が仕事よりも家族との時間をとても大
事にしているということです。私の経験からすると、日本の家族では、それが
かけていると思うからです。
家族と過ごす時間がとても大切であるということを、アメリカに来て改めて気
づかせてもらったような気がします。HOSTファミリーがいなかったら、このよ
うな文化の違いを感じることはできなかったと思うので、語学だけでなく、一
緒に生活するというのは本当の意味で、文化の違いを学べるよい機会だと思い
ました。また、この経験をこれからの人生で役立ていきたいと思います。
◆Japanese quiz bowl
USA/スクールインターン/田崎 暢 さん ( 09/04〜10/04 )
三月に入り寒さも落ち着き、春らしい陽気となりました。
今月はミシガン大学のほうでJapanese quiz bowlという学校対抗のクイズ大会
みたいなものがありました。小中高から、平均二組のチームを出し、みんなで
競うというものです。
市立の学校は毎日日本語の授業があるなどして生徒の日本語の理解度などが高
いように感じました。勝ち負けはともかく皆が楽しく参加でき、私が教えてい
る生徒たちもいい経験が出来たと思います。JQBに出る際、T-shirtを作ったの
ですが、私がデザインした柄を学校の先生、生徒たちが気に入ってくれ学校T-
shirtとして販売し、親、先生、多くの生徒たちが買ってくれました。
一つの出来事として皆の思い出に残る記念品を残せたかなと思います。
来月にはeasterの休みがあり、これが最後の長い休みとなるのでいろんなとこ
ろに出かけアメリカを楽しみたいと思います。
◆New Havenも春の暖かさ
USA/スクールインターン/長尾 雄人 さん ( 09/04〜10/06 )
ようやく寒い冬が終わりここNew Havenも春の暖かさが感じられて来ました。
ここでの生活もあっという間にもうすぐ1年が経とうとしていると同時に残り
の日数も短くなってきました。
学校の方はKindergartenと1st gradeの生徒達と一緒に折り紙で動物園を作り
ました。あと、学校全体の能力テストもようやく終わったので来月から徐々に
他の学年にも教えていきたいと思います。
残り約2ヶ月新たな気持ちで頑張りたいと思います。
◆This clock is accurate.
USA/国際教育体験プログラム/谷口 仁 さん ( 10/02〜10/05 )
研修開始から早一ヶ月。生活や研修には慣れてきたものの、学生たちの英語に
はなかなかついて行けません。
先生方から掛けられる言葉は大体似たような切り出し方なので、なんとか応答
することが出来るようになりました。初めのうちは、中学校で習ったようなご
く簡単なフレーズでさえ聞き取れませんでしたが、何度も聞き返していると、
次第にとゆっくり話してくれるようになります。慣れてきた頃に、別の人から
同じことを聞かれ、今度は聞き取れるようになっていました。
他の多くの人と同じく、私も受験のために英語を勉強してきました。機械的に
覚えた言葉も多く、なかなか会話には応用できません。例えば、「accurate」
の意味は「正確な」といった具合に。正確さを表す単語は沢山あり、どれを使
っていいのか分からなくなります。
辞書とにらめっこしても、どれが適切なのか分からない。そうして覚えた単語
でも、現地の人が使っているのを聞けば、一発です。家中の時計を夏時間に合
わせながらホストマザーが一言、「This clock is accurate.」。
ああ、こうやって使うのだな、と。学生時代に詰め込まれた記憶を引っ張り出
しながら、日々を過ごしています。
◆授業はほとんど日本語で行っています
USA/スクールインターン/Ms. Y.S. さん ( 10/01〜10/05 )
私は授業はほとんど日本語で行っていますが、ゆっくり簡単な文章で話すとみ
んな理解してくれます。分からない時は英語で説明します。
授業でひな祭りと日本の高校についてプレゼンをしました。ひな祭りでは、ひ
な人形や桃の節句に食べる料理に興味津津でした。そして日本の高校について
は、高校の授業の様子や体育祭・文化祭の動画を見せると、珍しいらしくとて
も楽しそうに見てくれました。
お弁当を紹介すると、みんな「すごい!」「きれい!」など感動していました。
(ちなみに日本語のクラスをとっている子の中にはランチにお弁当を持ってく
る子もいてアメリカでは「カラオケ」のように「obento」も言葉として定着し
ているようです。
◆1年間を振り返ると涙がでてきそう
USA/海外教育交換プログラム/高橋 芳子 さん ( 09/04〜10/03 )
あともう少しでインターン生活も終わりです。今日、日本へ送り返すため荷造
りをしました。1週間後私はここを後にします。
あと3ヶ月、あと1ヶ月、あと2週間と帰国の日が迫ってきて、来週にはもう
ここBerkleyとさよならするのですね。
1年間よくやったなあとの思いもありますが、イメージしたように英語が上達
していないのが残念でもあります。
まず初めに、感謝したいことはIIPのプログラム、私のように退職したものにとって年齢制限が緩やかで夢や希望が生かせること。こんな有難いことはありません。
多くのプロジェクトは若者中心です。退職するような人の夢を叶えるようなも
のは少ないのではないでしょうか。若者のようにはいかない面もあるかと思い
ますが、私自身の気持ちは何ら若いときと変わらず好奇心旺盛で何でも見てや
りたいのです。それを叶えてくれたIIPのプログラムに感謝です。
ろくろく英語など話せないのに私をアメリカに送り出してくれたことに感謝です。これも厳しい試験で振り分けていたら、私はこんな経験はできなかったし、私の夢は叶わなかったでしょう。
次に家族に感謝。こちらに来てからも物心両面で支えてくれました。
次に友人の方々に感謝。ブログを勧めてくれたのは友人、私の知らない世界が
広がりました。ブログのお陰でホームシックなどにはならず、コメントでは
日々励まされました。ときには授業の相談にものってもらい、たくさんのアイ
ディアをもらいました。コメントには登場しませんが、メールで近況や励まし
のお言葉もたくさんいただきました。
次にステーを快く受け入れてくださったステー先の家族の方々に感謝です。ホ
ストマザーよりはるかに年上となる私、受け入れる側にとっても年配者よりは、
子どもの年齢に近い若い方の方が魅力的だと思います。そんな私を何時も笑顔
で接してくださいました。本当にありがとう。
1年間を振り返ると涙がでてきそうです。
アメリカに来るまでは大変でした。大変な思いをしてまでなぜ来たかったのか。
一つには英語が使えるようになりたい。それには英語漬けになるのが一番では
ないかな。
退職後はボランティア活動がしたい。できれば発展途上国などで活動したい。
それにはまず英語でしょうね。
次に生の異文化を体験したいというのがありました。1日、2日のお客様でな
く、日常の生活、着飾らない生活はどうなんだろう?一番興味があったことは、
靴を履き替えない生活ってどうなってんのかな?お風呂の入り方ってどうな
の?大きな家に住んでいるのかな?どんなものを食べているの?銃はどこの家
にもあるの?等々
ホストファミリーは2軒目です。現在のファミリーでは、家族の一員になれた
ような気がします。ゴミ出しも忘れがちな家族に代わって、明日はゴミの日、
出しておきますね。Thank you.ディナーは一緒になって何しようか、食材を見
ながら考えます。キッチンが片付いていないときれいにしておきます。それを
素直にThank you. 余計なことしなくて良いというような感じではないので気
がついたときは、遠慮なく片付けます。
お風呂も洗濯も食事も我が家にいるように、振る舞えるようになりました。
たくさんとはいきませんが、顔見知りになり挨拶を交わしたり、ちょっとした
おしゃべりができる人もできました。
アメリカがとても身近になりました。
この地域だけなのかアメリカ全体がそうなのかわかりませんが、みんなとても
気さくです。私のように見てアメリカ人でないことはすぐわかるでしょうが、
そんなことに関係なく、多くの方が、HiとかHelloと声をかけてくれます。日
本でいうとハイキングや山登りのとき声を掛け合う、あの感じです。これがア
メリカなんだなとひとつひとつのことに感動していました。異文化に触れると
私は今、アメリカにいるんだな、あらためてそう思うのでした。リビングから
外をみると三角屋根に煙突、アメリカだな。日本の家屋ではない。そんな風景
ともお別れ。
他の人が見たらなんでもないこと、ちょっとしたことでも心躍った日々ともお
別れ。
英語が出来ない私が英語で授業をしてきたなんて、だれが信じましょう。私の
拙い英語につきあってくれて、よく動いてくれた子どもたちに、最後、感謝し
たいと思います。みんなありがとう!!!
あと1週間心残りのないようにします
◆反対など決してせず、すごく協力的
Finland/EU/国際教育体験プログラム/佐藤 妹子 さん ( 09/04〜10/03 )
FINLAND、PORVOOの子供と若者向けのアートスクールで研修中ですが、いよい
よ私の研修期間もあと2週間足らずとなりました。1年間は自分には冬が長すぎ
たように感じますね。
正直、楽しかったこと、きつかったこと、半々ぐらいかもしれません。でもそ
れはすべていい経験になります。仕事に旅行にかなり充実した1年でした。
私の仕事は普段は学校内の細かな仕事や授業のお手伝いといったところですが、
3月最初の土曜日に、アートスクールの週末の特別コースで、ひとりの先生の
力を借りつつ、彼女と一緒に"すべてを紙から"と題した日本の和紙からのアー
トをテーマに授業を行わせていただきました。
普段とは異なり、アートスクール外の一般の人も参加することのできるコース
なので、中には大人の参加者も。9:30から15:30までのながいコースなので、
できることもいつもの授業よりたくさん!!
前日にはその準備のため一睡もできなかったです。
でも何をしようか、どんなことができるか、考えるのは、すごく楽しいもので
す!! 相方の先生も私が考えたものに反対など決してせず、"楽しそうだね、
やってみよう!"とすごく協力的。それもすごくありがたいことです。
私たちが行ったのは最初に折り紙から。イースターにむけてうさぎとヒヨコ、
リクエストを受け、人気のカエルが続きます。スクリーンでつくってるところ
を映し出し、みんなでいっしょにトライ。折り紙大好き子供たちはまだまだや
りたがっていましたが、次の項目に移りました。
次には折染め。和紙を三角や四角に小さく折りたたんで角や辺を染め、開いた
時には全体に一定の模様を得る、といったもの。どんな模様ができるか、どう
やったらうまくできるか、何度か挑戦して、最終的にみんなそれぞれすてきな
作品を得ることができました。
ちなみに和紙は日本から母がおくってくれたのですが、高価なものなので、一
番最後に本番用に使用。練習には半紙をつかいました。
私の親戚は書道家なので家には半紙が大量にあり、アートスクールに千枚程度
もっていきました。意外と度々使えるものです!今回も半紙でもきちんと染ま
りましたよ。それらを開いてから乾かしている間に、ランチ休憩。そして次の
仕事に移ります。
次には自分で作ったその染め紙をつかって、それぞれがミニ本をつくりました。
表紙に和紙を張り付け、日本古来の本をひもで結ぶ技法で(フィンランド語で
KIRJASIDONTA、日本語でわすれました)
子供たちには少し難しいかなと思いつつトライ。いがいとすんなりうまくいき、
まだまだ染めを続けたい子も、もう一つ本を作りたいという子もいましたが、
時間内に終わらせるため次の仕事にうつりました。
と、その前にすこし休憩はさみます。つい最近日本から訪ねに来てくれた友達
がもってきてくれた"ひなあられ"を提供。5がつに行った日本のコースでは白
玉あんこを提供した時にすごく不評だったので、今回も口に合わないかなあ、
と思いつつ、でもいらない心配でした。
子供たちはおいしいおいしいと、あっという間に全部消えました!
さて次の項目はフィンランドならでは!のロウソクたて(?)。。。
日本でいう灯篭に当たるものをつくりました。
ろうそくを入れた時に和紙を通して映る光は素敵だろうと考えたものですが、
みんながみんな同じものができるようではつまらないので、それぞれが自分で
絵を描いて切り抜いて組み立て、その絵が和紙を通して浮かび上がるようなア
イデアで。すごく説明が下手なのですが、思惑通り、それぞれ自分のデザイン
のLYHTYを手に入れることができました!
まだもうひとつPOPUPCARDもかんがえていたのですが、時間内に終わりそうも
ないので、余った時間にはそれぞれおりがみで作りたいものをつくることにし
ました。
いろいろ子供たちが好きそうなモチーフで彼らにも折れるものの作り方の紙を
用意し、つくえに並べ、ひとつの部屋を折り紙の部屋として与えることができ
たので、それはすごく効率がよかったです。
みんなその日を楽しんでくれたので、すごく準備は大変だったけれど、満足で
した!!
とまあそんな仕事もはさみつつ、普段の授業のおてつだいや、倉庫の整理整頓、
PCの仕事も残しているので、短い時間ですべてやりきれるか自信ないですが、
いつもお世話になっているこの学校のために、最後まで頑張りたい気持ちです.
◆ジャパンクラブの最終回を
United Kingdom/スクールインターン/徳永 裕一 さん ( 09/04〜10/03/10 )
とうとう第30回にてジャパンクラブの最終回を迎えました。
週2回で約4ヵ月半、毎回約10―20人のレギュラー生徒が集まり、あっと
いう間に40分間は過ぎてしまいます。
日本に1度も訪問したことのない生徒達が、よく飽きずに私の説明不足気味な
日本紹介についてきてくれたなー、というのが正直な感想です。最終回は生徒
の希望で、習字と茶道を再度実施しました。
女生徒が当然ケーキ付きと珍しく私に要求したので、それを準備すると、クラ
ブ開始から抹茶による「さよならパーティ」となり、最後は生徒も着物を着て、
箸を持ち、記念写真をとりました。
そして、持参したDVDでアニメのドラゴンボールを見ながら散会しました。
学校最後の朝礼で、担任の先生から私のインターン終了の紹介とジャパンクラ
ブは生徒に人気があったと報告してくれたので、やっと肩の荷が下りたような
気がします。
◆まわしの代用品として縄跳びのロープ
Sweden/国際教育実習プログラム/輿水 温子 さん ( 09/10〜10/07 )
2月は6-9年、全ての12クラスで相撲の授業をやりました。
スウェーデンでも「SUMO」という言葉は意外によく耳にしますが、「太った裸
の男性が何かやってる」といったような認識しかありません。その偏った認識
を取り払うために、授業の最初にYoutubeを使って本物の相撲を見せました。
まず琴欧州(体重はあるけど太ってない。力士は筋肉がある。)次に把瑠都
(彼はスウェーデン系エストニア人。相撲とスウェーデンにはつながりがあ
る。)最後に舞の海VS小錦(小さくたって技術があれば勝てる。)という展開
にしました。「舞の海VS小錦」は特に生徒の反応がよかったです。その後、相
撲の基本動作をいくつか見せて体育館に移動しました。
準備運動をあまりしないスウェーデンの生徒達にしっかりと日本のストレッチ
を伝え、四股などの基本動作を練習した後、いざ実践に入りました。
まわしの代用品として縄跳びのロープを使いました。手首を捻挫するなど怪我
人が出てしまったことは残念でしたが、統括してみると生徒と一緒に楽しい授
業をすることができました。
◆スノーボード初挑戦の私の足にはたくさんの青アザ
Finland/国際教育体験プログラム/中川 晃江 さん ( 09/09〜10/08 )
3月に入り日も徐々に長くなり、気温も+になり始めました。以前は15時には
真っ暗だったのが、今は19時近くなってもほの暗い感じです。
昨日、私の学校では体育の日でした。ダウンヒルスキーかカントリースキーの
好きな方を選び、1日楽しみます。私はダウンヒルスキーを選び、スノーボー
ドも楽しみました。しかし、気温は+で表面の溶けた雪は若干固く、スノー
ボード初挑戦の私の足にはたくさんの青アザができました。痛い!
今日の放課後にはお隣の学校で、ある教科書出版会社による教科書の紹介が行
われました。フィンランドでは先生が使用する教科書を決めることができます。
毎年この時期にこのような教科書紹介の会がもたれ、秋に始まる新年度から使
う教科書の選定を行うようです。実際に現場にいる先生が生徒の習得の度合い
を見て教科書を決めれるのはとてもいいなと思います。
雪が溶け始めどこもかしこも水だらけですが、夏が来ていると思うと心が弾み
ます。みんなが言うには今年は暑い夏が来るそうです。楽しみですね。
◆歴史の流れを伝えるのは、なかなか難しい…。。
世界インターン/海外教育交換プログラム/福永 正輝 さん ( 09/07〜11/01 )
今回は失敗談…。。
先月、中学の社会の先生から、何か日本的な物を中1に紹介してくれないかー
と、頼まれまして、色々日本の歴史や、江戸〜明治の時代の流れなど、色々復
習し直してました。NHK教育の高校講座などでも、インタネットで解りやすく
日本史を紹介してまして、ほほーと、学びつつ、いざ授業準備となると、歴史
の流れを伝えるのは、なかなか難しい…。。
よくプレゼンをするのですが、テキストよりやはり写真が沢山ある方がよく、
借りた社会の教科書に載っていた絵を見ると、どの絵にも、家紋が。。
ということで、的を絞って、家紋について色々調べ、ヨーロッパ各国の紋章と
の違いや、日本の家紋がどんな場所で見られるか、三菱のマークが家紋からで
きていたことなどなど紹介し、後半はそれに関したクイズを。。
日本のことに興味を持ち、映画や漫画、歴史に興味を持っている子たちは、
少々驚いてましたが、女の子たちは…。。
自分では、おもしろいかなーと思ったんですが、授業をしていると、それほど
興味はなかったようで…。。
ということで、自己満足で終わってしまった授業でした。。
といいつつ、社会や宗教の授業に参加させて頂き、色んな授業展開を学び、今
後どうしていったらいいのかを学ぶことができて、楽しかったです。
◆各フラットにはサウナもついていて、ほぼ毎晩使ってます!
Finland/ワーク&カルチャーインターン/Ms. Y.H. さん ( 10/01〜10/09 )
Ha:meenlinna(ダブルドットon aが私のkeyboardにはないので、この表示でご
勘弁くださいね)に来て早いもので、2ヶ月が経ちました。
ちょうど今週はSki holidays、今日私もスノーボードから帰ってきたところで
す。最高のお天気に恵まれてラッキーでした。ただ、○年ぶりかつ、日本と違
うタイプの慣れないリフトに最初苦戦しちゃいましたけど!
研修先のポリテクニックに分類される大学では、テキスタイルデザインの実習
中です。学生に混じって、Finnish languageやPrintingの授業にも参加させて
頂いています。
滞在は、他の交換留学生と同じ形で寮です。各フラットにはサウナもついてい
て、ほぼ毎晩使ってます!
最初、研修先が期待していた技術や知識と、自分のスキル、経験において、ミ
スマッチがあり、正直辛く感じましたが、今はなんとか与えられたプロジェク
トに取り組んだりしながら、日々奮闘中です。
一つのプロジェクトは、フィンランドの伝統的な衣装に使われてきたウィン
テージストライプの新しいデザイン考案とファブリックの制作です。
さあ、また明日から頑張ります。。。
といっても研修先のスタッフ、講師のみなさんは今週末まで work off due to
in holidays. 別のプロジェクトを手伝うことになるらしいので、そちらにも
トライします。では皆様もお元気で!
◆取り組む時の表情がとても真剣でかわいい
Canada/海外教育交換プログラム/Ms. A.M. さん ( 09/09〜10/06 )
2月からは市内の小学校に行って、日本語や日本文化を教えたり、授業を見さ
せてもらっています。
ちょうど2月はオリンピックが開催されていたこともあり、子どもたちも「日
本」に興味をもってくれました。オリンピックに出場している日本人をテレビ
で見て、「テレビでみたよー!」と話しかけてきてくれる子もたくさんいまし
た。
今は、おりがみを教えたりしています。高学年には習字も教えたりしました。
どれも子どもたちはとても興味を持ってくれていて、取り組む時の表情がとて
も真剣でかわいいです。それを見ると、わたしもとても嬉しく思います。そし
てそれと同時に、わたしが子どもたちにとって、日本文化を伝える唯一の一人
であることの責任を強く感じます
。
小学校での活動は、まだまだ始まったばかりですが、子どもたちともに楽しく
できたらいいなあと思います。そして、いつか子どもたちが大きくなったとき
に、今やっていることを少しでも思いだして日本に興味をもってくれたらなぁ
と思います。
◆日々地道に努力を重ねるしかない
USA/スクールインターン/Ms. I.Y. さん ( 10/02〜11/02 )
こちらに来て約1ヶ月になりますが、英語力不足を痛感しております。日々地
道に努力を重ねるしかないと感じております。
仕事の方は早速3月に行われるプロジェクトの準備に携わらせていただくこと
になりました。その他にも夏にあるプロジェクトのためのワークショップ等で
土曜日も出勤する日がこれからもわりとあります。早く業務がスムーズにこな
せるように、しっかり英語を勉強したいと思います。
先日、チリ地震による津波警告がありましたが、被害はほとんどなくてよかっ
たです。
とにかく一歩ずつがんばります。
◆結構奥の深いスポーツのようです
Finland/EU/海外教育交換プログラム/森 一広 さん ( 09/04〜10/03 )
まだ雪が残っておりますが気温が0度を上回る日も徐々に増えてきました。
フィンランドにはスキー休みという1週間の休暇があり、その名の通りスキー
を楽しみます。
こちらでスキーとはクロスカントリーのことを指し、森や凍っている湖で多く
の人が楽しんでいます。私も小学校の先生にお願いをして、道具も一式お借り
して児童と一緒に体育の時間にやらせてもらうことになりました。
結構奥の深いスポーツのようです。
◆気持ちもあたたかく豊かに過ごすことをみんなが心がけている
Sweden/スクールインターン北欧/Ms. M.H. さん ( 10/01〜10/12 )
ときどきここがスウェーデンであることを忘れるくらい、当たり前に英語を話
すスウェディッシュたちに少し驚いています。
学校の先生はもちろん、店員さんもバスの運転手さんも、道行くおじさんまで、
スウェーデン語が話せないと分かるやいなや、なんなく英語に置きかえて答え
てくれます。
まだ学校は1週めなので授業の見学だけですが、生徒たちも高学年になるとも
う置いて行かれてしまうくらい流暢に話しかけてきます。
また授業予定はまだたっていませんが、歴史の先生に近々第二次世界大戦を習
うので、日本の様子を生徒たちに伝えて欲しいと言われ、あわてて知識を固め
ているところです。
先生方との会話でも当たり前のように歴史や宗教や政治の違いを話し合うこと
が多いので、少しでも説明できるように整理しておくことをお勧めしたいです。
私はとりわけそのあたりにめっぽう弱いため毎日悪戦苦闘しています。
ホストファミリーはあたたかく、こんなにくつろいでしまっていいのかと思う
くらい、家族のように迎えてくれています。
寒い国なので暖をとることを大切にするように、気持ちもあたたかく豊かに過
ごすことをみんなが心がけているといった印象です。
◆If the pain doesn't kill you right a way,
Australia/スクールインターン/佐藤 瑛美 さん ( 09/04〜10/03 )
日本語の授業がない高校に研修にきて5ヶ月目。
やっと日々の生活に活気が戻ってきました。それは、近くの小学校の日本語授
業を手伝うことになったからです。
夏休み前の3ヶ月間は毎日することもなく、学校も私にまで手が回らなかった
がためにいてもいなくてもいいような存在に感じるほど毎日が辛かったのです
が、いろいろな方々に支えられ、なんとか違う小学校に訪問するところまでこ
ぎつけ、最後の6週間をとても充実したものへ変えることが出来ました。
日本人とオーストラリア人の考え方の違いで問題がなかなか解決しなかったり
ややこしくなったりと紆余曲折の毎日でしたが、長い目で見れば、これもまた
いい経験になったと思います。
英語での話し合い、メールでの意見の交換、どこまで妥協し、どこを強く主張
していくか・・・。
日本語でも大変なことを英語でやらなきゃいけない状況に追い込まれ、何もか
も全てが嫌になった時もありましたが、今となっては英語力をあげるいい練習
になっていたとおもいます。
人生には思い描いているようにならないこと、思い通りにいかないこと、文化
の違いで片付けちゃいけないこと、人のせいにしちゃいけないこと、自分ばか
りを責めてはいけないことなどいろいろあります。
その全てが同時に降りかかってきた時、どうすればいいのか。
そんな人生の勉強をさせられた研修の後半でした。
私が苦しみながらももがいて頑張っていた時、ホストがこんな言葉をくれまし
た。
"If the pain doesn't kill you right a way,
it will just make you strong."
「それが今すぐに貴方を殺す痛みじゃないのなら、
それはきっと貴方を強くしてくれる。」
そしてその後、こうも言ってくれました。
「あなたはたくさん乗り越えて強くなってきた。そして今、また乗り越えよう
としている。きっとこの問題が解決した後は今よりもっと強くなっているはず
よ。日本に帰ったら無敵ね☆」と。
たくさんの人に助けられて少しずつ前に進んできましたが、それでも、自分の
頑張りを見ていてくれた人がいて、それを褒めてもらえたことが素直に嬉しか
ったです。
いろんな人や物が絡んだ問題はどんなに頑張ってもすぐに解決するものではあ
りませんが、一つ一つ、その時に自分が出来ることに真摯に向き合っていく大
切さを改めて知りました。
研修校の方々はいつも忙しく、結局まともに解決案が出ないまま、来週の月曜
日に行って終了となる予定です。
しかし、その代わりと言ってはなんですが、訪問先の小学校ではとても楽しく
充実した日々が過ごせています。
子ども達の笑顔に囲まれいると、メルボルンで過ごした前半6ヶ月を思い出し
ます。日本人の先生のお手伝いをしていますが、メルボルンではオーストラリ
ア人の日本語の先生だったため、授業の違いを見ることが出来てとても貴重な
体験となっています。
最初の6ヶ月はただ楽しいだけ、途中の3ヶ月間は辛い毎日。
夏休み、2週間はこちらで出会った日本人の方と一緒にニュージーランド旅行。
残りの2週間をオーストラリア横断一人旅。
そして今、再び笑顔に囲まれて充実した日々を過ごせる喜びが溢れています。
根本的な自分は変わっていなくても、たくさんの経験や想い出によって新たな
自分が作り出せたと思います。もしくは自分でも気付かなかった自分を引き出
せたのかもしれません。
今までの自分と全く違うわけではないけれど、同じでもない。
そんな不思議な気持ちです。
いずれにせよ、ここオーストラリアで過ごした一年間はとても大切な時間とな
りました。今までの人生の総まとめ、そして、これからの人生の新たなスター
ト地点と感じています。
あと2週間後には日本に戻るのが信じられない程、あっという間の12ヶ月で
した。それは日々をぼーっと過ごしていたからではなく、充実した毎日を過ご
せていたからだと信じて帰国したいと思います。
日本で再開する生活でもたくさんの問題が出てくるでしょうが、ここ異国の地
で頑張り続けた自分を誇りに乗り切っていきます。
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