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◆教案◆

『習字』



(1)習字の紹介

・ねらい

中国から伝わってきた日本の伝統芸能の一つ。
幼稚園生から大人まで習っている人が多い。気を静めて行うことが大切。
これは、Paintingではなく、Writingということを強調する。実際に見本を見せる。
(掛け軸などのカッコイイものだと"Cool!"と言ってくれる。)


1、日本の文字は3種類あることを教える。(平がな、カタカナ、漢字)

2、習字の教本を見せ、グレードテスト(段)などもあることを知らせる。
   細い線、太い線、はね、止め、払い、折れ、などを見せる。

3、習字用の筆(馬のしっぽでできた筆、牛毛でできた筆、細筆)の種類と
   習字紙(半紙、条幅)の種類を見せる。
実際は、筆も用紙も種類がたくさんあるという話を付け加える。

4、筆と習字紙を触らせる。(習字と筆と美術の筆との相違を教える。)


(2)漢字クイズ



・ねらい

実際に書く前に、簡単なクイズを取り入れ、子供達に興味を持たせる。
例:「山」の字を見せて、何を表しているか聞く。
そして「山」の字から、山の絵に変化する過程を見せる。


(3)習字の際の心構えと姿勢と諸注意

・ねらい

習字の面白さは、線を細かくしたり、太くしたりでき、はね、止め、払い、
書き順も大切だということを知ってもらう。
始める前に、子供達にわかりやすくするため、書き順を示した自分で書いた
大きな見本を黒板に貼る。

1、気を静めさせ、背中を真っ直ぐにして座らせる。
    服などに墨をつけると落ちないことを注意する。
2、筆の持ち方、習字紙に片方の手を添えることを教える。
3、筆を墨に浸して、余分な墨を落とす。
4、まずは一緒に普通紙で練習する。
5、書き終えた人は筆をペーパータオルに置かせる。
6、書いた用紙は乾かすために新聞紙に挟む。
   (新聞紙は下敷きとして使う新聞紙と書いた用紙を乾かすための新聞紙を説明する。)
7、そして2枚目からは日本から持参した習字用紙に書かせる。
4年生は「さだこ」を習っていたので、3クラス別々に、さだこのストーリーに関する言葉を書かせた。
例:日本、桜、千羽、友人