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インターンシップ体験談
( 体験談リスト )

憧れのカナダでたくさんのエンジェルたちに出会った


Ms. M.T. さん / Canada / スクール
以前、アメリカでホームステイを体験したのですが、この生まれて初めての海外生活は毎日が感動の連続でした。

今もあのころのことは忘れられません。でもじつは、滞在中に自分の言葉で思うように気持ちを伝えられなかったことが、ずっと心に残っていたんです。

インターンシップに参加したのは、そんな心残りへの挑戦の意味がある。もう一度英語を話さなければ暮らしていけない世界に身を置いて、自分を試してみようと考えたからです。

活動地に選んだのは、子供のころからずっと憧れていたカナダ。大好きだった『赤毛のアン』の故郷でもあり、何よりすばらしい大自然があふれている。そんなカナダで、現地の人々と一緒に生活してみたかったのです。

おもな研修先はアルバータ州にあるふたつの学校。最初の学校では3日目からひとりで授業を担当することになりました。

不安でいっぱいでしたが、これはラッキーなんだと思い直して、せっかくのチャンスだからと楽しみました。初めはとにかく緊張しましたが、“私が楽しく授業ができたら子供たちもきっと楽しいはず”と自分にいい聞かせていました」そして、ふたつめの学校では、普通ではできない貴重な体験をする事ができました。

アルバータ州には、テレビやラジオも持たず、ほとんど自給自足で生活しているドイツ系住民のコロニーが150以上もある。そこは、近くに住んでいても、一度も足を踏み入れたことがないカナダ人もいるというほど特殊な地域。

研修校の校長先生やホストファミリーの紹介で、ハドライツというコロニーの子供たちに日本を教える機会に恵まれました。

彼らは外の世界との接触を嫌うといわれていますが、遠い国からきた私のことは温かく受け入れてくれました。それどころか、テレビもラジオもない子供達の情報源は新聞と本、そして“先生”なんです。

知りたいことだらけの子供たちから、私も毎日質問攻めでした(笑)。

憧れのカナダでの暮らしは、天使のような子供たちに囲まれた忙しくも楽しい毎日。好奇心いっぱいの子供たちに日本語や日本の文化、伝統、遊びを教えながら、自分自身も生きた英語を学び、このプログラムは「まさに理想そのもの」でした。

カナダで見つけたお気に入りのフレーズがあります。"No one can make your dreams come true, but you."(あなた以外にあなたの夢をかなえられる人はいない)。

〜30年間、国際交流を支援しています〜
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