インターンから帰国後、希望の職種に就職! 英語+αのキャリアを手に入れた 櫛田晴美さん |
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アメリカ | |
学生時代からいつかは英語を使う仕事がしたい、という思いを抱きながら、卒業後はカード会社に就職。面白味の感じられない毎日で、このままこんな生活を続けていていいのだろうか、“やれなかった”という後悔だけは絶対に嫌だと、思い切って海外に飛び出す決意をしたのです。大学や語学学校で英語の勉強をすることも、もちろん考えましたが、行くからには、きちんと次のキャリアにつながる何かを身につけたい、そう思って、ビジネスインターンへ参加することにしました。私が派遣されたInternational Diplomacy Council(IDC)はサンフランシスコにある非営利の国際交流機関。現在、アメリカ国内に40ヶ所程このような機関があります。主な活動は、政治やビジネス、学問等、さまざまな目的で海外からやって来るゲストのお世話や歓迎のためのイベントを企画したり、情報を提供したりするのです。IDCでは、イベント情報、業界向けの専門的なニュース記事、さらに毎週発行されるウィークリーニュースといった3つのニュースレターを発行。私はこのニュースレターの作成をまかされたのです。通常、正規職員にしか与えられない専用デスクも、ほとんど常勤のような形で業務に携わっていたので、特別に用意してもらえましたし、電話やパソコンも支給され、快適なオフィス環境でした。また、私が着いたばかりの時の日本記念祭では、各テーブルのデコレーション用に大きな折り鶴を200羽折ることに。折り鶴とは言っても、私も折ったことがないような複雑な折り方の鶴で、もちろん、現地のスタッフは私以上に「?」という状態。急遽、現地の「オリガミ・ソサイエティ」から講師を招いて、折り鶴講習会が開かれたりもしました(笑)。2〜3ヶ月に1度は、会員宅で外国人ゲストを交えたランチパーティーやフィールド・トリップ等が行われていたので、私も多くのイベントに参加しました。運営資金集めのためのパーティーや講演会のセッティングにも携わっていたため、時には、オルブライト国務長官や、ジョージ・ルーカスといった大物を間近で見る機会もありましたよ。帰国後は、この経験が生き、海外から配信されてくるニュースレター等を翻訳し、共同通信社を初めとする各種メディアに流すことを業務としている会社に就職することができました。実は、翻訳という仕事に携わるようになった今、アメリカの大学院で、翻訳か第二外国語としての英語教授法について、本格的に勉強してみたいと考えています。明確な目標もできたことだし、更なるキャリアアップに向け、1日も早くアメリカに戻りたい、そう思う今日この頃です。 |