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体験談 アメリカ 「家族の絆」 ★ スクールプログラム 三浦俊路さん ☆ 今日は素敵な体験があったので、報告したいと思います。 夕方に夕飯の支度をHostmotherとしている中、配達があり1通の手紙が届き ました。彼女は戻ってくると泣いていて、私は「alright?」としか声をかけ てあげる事が出来ませんでした。夕食後にHostfather、そして彼らの娘そして 孫、一緒にコーヒーを飲みながら過ごしている中、涙の理由が分かりました。 手紙の主は私がアメリカに渡る1月前に亡くなったHostmotherのママでした。 私はここに来てクリスマスで丁度2ヶ月。しかし会話は全然駄目です。けれど も手紙の内容と、気持ちはとても伝わりました。その内容は、今年のクリスマ スはきっと一緒に過ごすことが出来ないと思う。しかしあなた達と多くの時を 過ごせたこと、そして、多くの子供、孫、曾孫に恵まれ幸せに過ごすことがで きました。このことを神、キリストに感謝します。今年のクリスマスが素敵で あるように見守っています!! というものでした。 彼女は手紙を読みながら泣いていました。そしてその娘も、(普段は気が強く 明るい女性)騒ぐ子供達を一生懸命諭しながら泣いていました。私にはこの家 族の絆の深さが眩しすぎて、この場に居ていいのかどうか迷いました。 結局一人輪を離れ、大きなクリスマスツリーの前でコーヒーを飲み、自分が 絆を確認したい人達の顔が自然と思い浮かびました。それと共にとても孤独に 思えました。 日本ではクリスマスは恋人や友達と過ごすことが主流ですが、本場のキリスト 教では、家族との絆を確認する日であり、神に感謝をする日であるという宗教 色の強いものであることを感じました。 語学だけでなく、こうした文化に触れることができて参加してよかったと思っ ています。 |