「間違ってもいいから積極的に」

★ スクールプログラム 八田 忍さん ☆
ニュージーランド (2004/12)

2月にニュージーランドに来て9ヶ月。今週末で私のスクールインターンの研修も終わりです。ニュージーランドに来たころは英会話は中級というところでしょうか。ホストマザーやホストファザーは何人ものアジア人をホストしていたため、彼らの英語はとても聞きやすかった。でも学校の先生は早口ではないけれど、私にとってはやはり早い。

9ヶ月経った今でも時々何を言っているかわからない。私はIntermediate Schoolで日本語を教えていましたが、彼らの英語は特に早いし、鮮明には聞こえないので、来たばかりの頃は本当に全く解らなかった。やはり今でも解らない時はあるけれど、聞き返したり、会話の前後で理解できるようになってきたと思う。

インターンシップに参加して思ったことは、どんなにCDを聴いたり、本を読んだり、会話を聞き取るようにしても使わなければ自分の物にならないということ。特に自分が学校で学ぶ語学留学とは違うので、会話を沢山しようと努力しない限り、それなりの英会話しかできないと私は思います。もしかすると、それなりの英会話もできないかもしれない。

私は毎週金曜日に先生達が集まるバーに一緒に行き、出来るだけ自分から食事に誘って、会話をするようにしています。お陰で特定の先生達とはすごく仲良くなった。それでも、自分の英語はまだまだで、中級のまま。ただ聞き取りがすごく良くなった位にしか思えない。よく、3ヶ月経ったら話せるようになったと私も聞くけど、それはあくまで耳が慣れて、以前よりは会話ができるようになっただけだと思う。会話は間違ってもいいから積極的に話すほうがいい。

私達にとって英語はあくまでも第二言語なのだから、周りの人たちは私達を助けてくれる。現地に来て一番良かったと思ったことの一つは、決して日本の英会話学校では習うことのないスラングを学んだこと。現地では日常会話で当たり前のように使っているので、授業中など知っていて得した事は何度もあった。特に私が通っていた学校は年頃の子供達だったので。私はもうすぐ日本に帰るけど、ここに来て私の中に育った根性と努力で会話力を高めていこうと思っています。そして、いつかまたここに戻って来たいです。