世界中からゲストを迎えて、
自分がアジア人だという誇りを持ちました

大塚理恵さん
アメリカ
経営コンサルタント会社で営業やマーケティングの仕事をしていた時から、アメリカン・スタイルのビジネスに興味を持ち、実際に学びたいと思っていました。研修先では、マーケティング部門の仕事を希望していたのですが、当初は語学力をつけ、ホテルの業務内容を理解するために、接客やパーティーの企画・運営をするソーシャルに配属されました。マーケティングの仕事を研修したいのに、という気持ちで焦りを感じたこともありましたが、結果的には、長期滞在の子どもたち向けのパーティー・プログラムを手掛け、世界各国の人々と接する機会を得て、とてもすばらしい経験でした。英語力も数段進歩したとボスに認められ、後半にはマーケティング部へ。日本の旅行会社への営業の準備をしたり、実際に営業に同行したり、ホテルの良さを積極的にアピールするセールスに、日本との違いを実感。研修先のホテルでは、唯一のアジア人でしたから、人種偏見も体験しました。同時に、自分の意見をはっきり主張することで、互いに理解し合えることも学び、今はアジア人としての誇りを持ちたいと思っています。そして日本に来た外国人と対等に話しのできる人になりたい思っています。