積極的に活動する事の大切さ T・Nさん |
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ドイツ | |
私が派遣された学校は、2つとも新学校のギムナジウム。始めの3ヶ月は雰囲気に慣れるだけで圧倒されていました。ドイツの生徒はペーパーテストだけでなく、授業の発言回数と内容の両方で成績が評価されます。クラスの熱気がすごくて、休み時間になっても先生にまだ食らいついている子もいるのです。授業の準備をきちんとしないと生徒につつかれるので、先生に緊張感があります。授業の間に生徒が頻繁に言う単語や言い回しがわからなくて、メモしては帰宅してから辞書で調べる事も。午後のクラブ活動の時間にも自分の授業をしましたが、その時間はその時間は生徒といやでも一人で話さなければなりません。あらかじめ日本語の教案をドイツ語に直し、ホストマザーに添削してもらうのがとても役に立ちました。週1回、カルチャーセンターで学校の生徒の保護者を対象に日本料理コースを担当。近くの婦人会でも2時間講師をやって、日本文化や日本の女性の地位について、たくさんの質問を受けました。夏休みに旅行を計画したとき、旅行会社で予算を交渉したり、ホテルなどを自分で手配したことを通じて、自分のドイツ語の上達を強く実感しました。また、帰りの飛行機が故障して急に、フランクフルトのホテルに泊まることになったとき、レストランでドイツ人と自然に会話が出来たのも感激でした。日本に帰ってからは、ドイツ語を忘れないように努め、職場ではスイス人とドイツ語で仕事を進めています。 |